お医者さんが止めて欲しがってる行事
edamame.では、急勾配で転がるチーズを追いかける祭りや、ハンマーでただ爆発させまくる祭りなど・・・これまでに色んな世界の奇習をお届けしてきた。
今回紹介するのは、毎年8月にインド南部で行われている奇妙な願掛けである。
その内容というのはなんと、小ぶりなココナッツの実を、僧侶が頭にバコーン!!と叩きつけるというものだ!
こちらがその儀式をやっている様子である。
この儀式は、インド南部のタミル・ナードゥ州で行われているもの。19世紀から行われている年間行事で、ココナッツを頭に叩きつけることで出世や成功を祈願するという。
めちゃくちゃ痛い儀式が始まる前だというのに、老若男女揃いも揃ってニコニコである。
神の使いである僧侶の皆さんが準備をすると、目に入らないよう頭を押さえる人と、叩きつける人が現れ・・・・ココナッツを全身全霊でデストロイ!!
瑞々しくはじけ飛ぶココナッツジュースと破片がその勢いを物語っている。ヤシの木から落ちてきた実で死亡することも報告されているほどの殺傷能力を持つココナッツを叩きつけるなんてたまったものじゃないだろう。
言うまでもなく毎年この催しの後には怪我人が続出し、終わった後には多くの参加者が近隣の診療所へ足を運んでいるという。
インド国立医科大学の脳神経外科を専門とする教授、アニル・クマール氏は、この行事について警鐘を鳴らしている。
頭蓋骨にはある程度の耐性はありますが、それを超える衝撃を受けると脳が損傷する可能性があります。
ココナッツが初めから割れていればあまりダメージは少ないですが、そのままぶつけているとなると頭蓋骨は強いダメージをうけていることでしょう。
こうした注意をずっと行っているにも関わらず、このバイオレンスな伝統は今でも受け継がれているのである。地元に住む参加者は「毎年4人で家族でここに来るんです。ココナッツがちゃんと割れるほど、幸せを運んでくるだろうと信じています!」と心から語る。
文化や伝統を大事にするのは構わないが、安全性に配慮して柔らかい果物でやってくれればいいものだが・・・。
参照元:Youtube、Daily Mail