暑すぎのフィンランド、クーラーのきいたスーパーでのお泊りを容認してしまう

おもしろ

今年、日本を襲った熱波。テレビでは毎日のように熱中症の被害が報道されている。

しかも暑いのは日本だけではない。世界的に熱波が襲来しているのだ。

スペインとポルトガルではなんと気温46度にまで達し、めっちゃ寒い国というイメージのフィンランドでさえ30度を超える日が続いたという。30度で暑いだなんて…と思うことなかれ、フィンランドは真夏でも平均気温は20度ほど。よって一般家庭にはクーラーがない場合が多いのだ。

クーラーなしで30度超えとなると…熱中症のリスクは非常に高まるし、夜は寝苦しくてたまらないだろう。

そんなフィンランドで、クーラーのきいているスーパーで寝るという企画がガチで実行されたという。

きっかけはお客さんの冗談

ヘルシンキのとあるスーパーで店長を務めるマリカ・リンドフォースさんはある日、客が「毎日暑すぎ!もうスーパーのなかで寝たいわ~」と冗談を言い合っているのを耳にした。そこで涼しい店内を宿泊の場として提供することを思いついたという。

お泊りが実行されたのは8月3日。予想を遥かに超える応募の中から選ばれた100人の顧客は、それぞれ寝袋やマットレスを持ち込んで、スーパーの中で一夜を過ごした。

その日は特別に、夜9時までスナックやアルコールを購入することができたという。子供はお菓子を食べながら、大人はお酒を楽しみながら眠りにつく…まるで本当のキャンプのようである。

スーパーという場所柄、気になるのは食品衛生上の問題だが、今回の企画はフィンランド食品安全局(EVIRA)も了承済みだという。

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クーラーのきいたスーパーマーケットでのお泊りは、子供はもちろん大人にとっても、忘れられない一夜になったに違いない。

猛暑に負けずユーモアで苦難を乗り越えるフィンランドの人々を、ぜひ我々日本人も見習おうではないか。

・・・しかし正直なところ、Gが出そうなスーパーより暑い中寝るほうがマシ、と思ってしまうのは私(高勢)だけだろうか。

参照元:Facebook

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高勢めぐみ

ソシャゲ全盛の現代において、コンシューマーゲームをこよなく愛する化石系主婦。しかしアクションゲームは苦手で、最初のクリボーで死ぬ。ちなみに香川と鹿児島のハーフ。

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