これを着れば尊敬されるかも?
今やインターネットを触るなら知らない者はいないだろうWikipedia。多くの人がお世話になっているだろうこのサイトであるが、近年運営資金不足にあえいでおり、利用者に寄付を募っている状況にある。
そのため先日、Wikipediaはアメリカ・ロサンゼルスのアパレルブランド「Advisory Board Crystal」とコラボし、公式のオリジナルTシャツを発売。
こちらがそのTシャツのデザインだ。
胸部には、アパレルブランドの「ABC」というロゴと、Wikipediaのロゴがあしらわれている。
ここまでは普通だが、右の袖には一風変わったラベルが。
よーくみると、名前、メールアドレス、インスタグラムのアカウントなどを記載する場所が。
小学校のころ使っていた防災頭巾に、こんな名札がついていたな・・・と筆者はふと思い出してしまった。
この時点で絶妙なダサさが伝わってくるものだが、驚くべきは裏のデザインである。
イ ン タ ー ネ ッ ト マ ス タ ー
真ん中には、Wikipediaのサイト左上に表示されている、お馴染みの地球儀がプリントされている。
しかし周りには、どこから拾ってきたのコレ!と言いたくなるヘタウマなフォントで、どこか恥ずかしくなってくるメッセージがでかでかと書かれているではないか。これがすべてを台無しにしている気がしてならない。
インターネット黎明期である2000年代を彷彿とさせるダサさだが、これを着て道を歩けば100人が100人振り返ることだろう。
ちなみにこちらのシャツの価格は、約9,467円(85ドル)とかなりお高め。
しかし、高価ながらもその絶妙なダサさから話題になり、発売から数日も経たないうちに完売。売り上げはすべて運営資金に回される予定だという。
10年前のインターネットがオタクのものだった時代を生きた筆者としては、正直に言って超絶欲しい。再販の予定もあるというので、欲しいという方は下のリンクから通販サイトをチェックだ!