プロスポーツは通常、整備された環境で行われるものだ。特にメジャーなスポーツでは、専用のスタジアムがあることも多い。
先日行われたサッカーの試合での、芝の状態が話題となっている。
芝の状態が酷すぎる…
その試合はFCバルセロナとレアル・バリャドリードとの試合だ。FCバルセロナといえば、クラブチームの中でもかなり強豪で、かつてネイマール選手も在籍していた。
そんなチームがプレーするピッチなら、さぞかし最高の環境が用意されているだろう…と思う人が多数だろうが、今回ばかりはそういうわけではなかった。
Looks like the groundsman has a tough night…
Barcelona are currently drawing 0-0 with newly-promoted Real Valladolid in La Liga.
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— Match of the Day (@BBCMOTD) 2018年8月25日
芝が…めくれちゃってるよ…
選手「砂浜のようだ」
この試合はレアル・バリャドリードのホームスタジアムで行われたもの。試合中、めくれた芝を選手らが足で踏みならすという光景も見られた。
あまりのコンディションの酷さから、ある選手は「砂浜で試合をしているようだ」とコメントした。現在、リーグの運営側はスタジアムの状態が劣悪だったことを受け、レアル・バリャドリードの処分を検討している。
スパイクのせいでちょっと芝がめくれた、というレベルではないほど大きく芝がめくれていたスタジアム。プレーに影響を与えるのはもちろん、選手がケガをしてもおかしくない。
しかし、スタジアムの整備がされていなかったというわけではない。むしろ、芝自体は4日前に張り替えられたばかりの新しいものだ。つまり、整備の方法そのものに問題があったというわけだ。
選手が深刻なケガをしたというような報告はないのでよかったようなものだが、このような状態でプレーしなければならないという事態は二度と起きて欲しくない。
なお、試合はFCバルセロナが1-0で勝利している。さすがである。