裁判の尊厳を守りたい判事、被告の人権が奪われると批判する人権団体
アメリカのオハイオ州クリーブランドの裁判所で異例の事態が起こった。
フランクリン・ウィリアムズ(32)被告は、強盗などの罪で起訴された。
ジョン・ルッソ判事が、判決を言い渡そうとする時、被告は話をやめなかった。
判事は、被告に許可した時だけ話すように再三警告。
しかし、被告は、自分の弁護人の話さえ遮り話をする始末。
最終的に、判事は被告の口を粘着テープでふさぐ。ただ、ふさいだ後も、何かを言っているのだが。
判決は、被告に対して24年の懲役刑が言い渡された。
この一件に関して、裁判の尊厳を守った判事を支持する人もいれば、人権団体「アメリカ市民自由同盟」は、以下のツイートで批判している。
"We cannot regard this as normal. It is humiliating. It doesn’t just deprive this person of the opportunity to speak before his life is taken away, it steals his dignity. Everything about this is wrong," said our staff attorney @elizabethbonham https://t.co/xsRRTkqRGg
— ACLU of Ohio (@acluohio) 2018年8月1日
「我々はこれが通常とみなすことはできない。 屈辱的だ。 彼の人生が奪われてしまう前の弁解の機会を奪うだけでなく、それは彼の尊厳を奪う事でもある。 これについては、すべてが間違っている。