―誰も乗っていない船が突如として現れた―
そんな騒動がミャンマーで起きたらしい。
幽霊船が出現!?
その船が発見されたのは、海岸から11kmほど離れた地点。漂流しているところを漁師が発見したらしい。
こんなニュースを聞けば、「もしかして船内にお宝が眠っているのではないか!?」とロマンを感じるのは筆者だけではないはずだ。
実際の船の写真がこちら。
う~ん、かなり新しい感じの船だ。船体にはサム・ラトゥランギPB 1600と書かれている。
木造でところどころ朽ちている、みたいなものではないのか…まあでも幽霊船であることには変わりはない。
発見後、ミャンマー海軍が船内の調査を開始。すると不思議なことに、宝どころか貨物すら積んでいない。一体この船は何なのか?
真相は、実にシンプルなものだった。
真相は…
この幽霊船の調査をすべく、レーダーの記録などを調べたところ、インデペンデンス号というインドネシア人の乗組員を乗せた怪しい船の存在が浮上した。乗組員に話を聞くと、この船が先ほどの幽霊船をケーブルで引っ張って航海していたそうだ。バングラデシュの解体工場に向かっていたが、途中でケーブルが切れてしまい、幽霊船となったそうだ。
乗組員もおらず積荷もなかったのは、解体されるからだったということだ。
パイレーツなカリビアン的な展開にはならず、ちょっと残念…
まあでも大きな船が海をさまよい続けるという危険な事態は避けられたし、真相も解明されたし一件落着(?)
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