サマータイム 「EUが廃止」「オリンピック委員会は日本の導入支持」
日本では、東京オリンピック・パラリンピックにむけサマータイムの導入が検討されている。
しかし、健康面の被害や技術的な側面などから、その導入に関して「ゆるやかな殺人」とまで言われ、各所から反対意見が出ている。
ほんと、能天気だなぁ。IT業界が猛反発してるのは賛成反対ではなくて「不可能」だから。高度にIT化された社会インフラを総洗い直しする作業を甘く見ないでほしい。 / “【視点】サマータイム導入、支持の目線で考えた 「働き方改革」とし…” https://t.co/8ujDA6gNrs
— 上原 哲太郎/Tetsu. Uehara (@tetsutalow) 2018年9月11日
▲立命館大学の上原教授は、2020年までには「不可能」であると警笛をならす。
▲上原教授は「サマータイム実施は不可能である」というスライドも作成している。
サマータイム廃止を検討しているEU
そんな中、既にサマータイムを導入しているヨーロッパの国々では、日本の動きとは逆行して「廃止」の動きを見せている。
欧州連合(EU)のユンケル委員長は、12日の欧州議会でサマータイムの廃止を正式に提案したのだ。
【速報 JUST IN 】EU委員会 サマータイム制度廃止を提案へ #nhk_news https://t.co/A88OXe84tt
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月12日
加盟各国と欧州議会の承認を得て、2019年中の廃止を目指すという。
日本のサマータイム導入は決まってはいないが、海外の事例から学ぶべきこともあるはずだ。なぜ、そんなに推し進めようとするのか?本当に、猛暑の中のマラソンを回避するためだけなのだろうか?多くの人が疑問を持っているだろう。
国際オリンピック委員会は東京オリンピックでの夏時間を支持
【東京五輪で夏時間 IOCが支持】https://t.co/CzakMg7gdA
国際オリンピック委員会は、東京五輪の大会組織委がサマータイム導入を検討していることについて支持する姿勢を明らかにした。一方、菅官房長官は日本での導入に慎重な姿勢を見せている。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年9月13日
「EUが廃止の提案」というニュースとほぼ同時に、「国際オリンピック委員会は日本のサマータイム導入を支持」というニュースが出て、本当にどうなるのか分からなくなった。
参照元:Twitter1、2、3、SlideShare