真夜中に聞こえる奇妙な歌
これはイギリスで実際に起きた事件である。
話は昨年にさかのぼる。イプスウィッチという町に住むある女性が真夜中に奇妙な歌を耳にした。子どもが歌っているような声だった。しかもかなり近くから聞こえてくる。それも一晩だけではない。
その女性の2人の子どもも同様に耳にしており、しばしば真夜中にその歌で目覚めることもあったそうだ。
真夜中に歌、しかも子どもの声。完全に怪奇現象である。実はその地域は過去に、連続殺人事件が起きたということが知られている。
今回、edamame.の極秘ルート(YOUTUBE)から、その音声を入手することに成功した。それがこちら。
これが夜中に聞こえてくるわけだ。絶対にトイレには行けない。
数ヵ月後、耐えかねた女性は町の議会に相談することにした。
そしてある日の早朝、あの歌が聞こえてきた。女性はすぐに議会に連絡。緊急チームが現場に向かい、その音の特定作業を行った。すると、近くの産業用地からその音が聞こえているということが判明した。
なぜそこから子どもの歌声が聞こえてくるのか?その原因は…防犯センサーの誤作動だった。
センサーがクモに反応
人が近くを通るとセンサーが反応して光るライトをご存知だろうか?一般家庭でも防犯目的で用いられることが多い。
その音声バージョン、つまり人の動きを検知すると音声が流れるという機械から先ほどの歌が流されていたということだ。
その土地の管理者によると、「あの機械は強盗を防ぐために作動するもので、本来は我々の土地にいる人だけに聞こえるように設定されているはずでした。でもセンサーがクモに反応して誤作動を起こし、しかも何かのはずみで、他の場所でも歌が聞こえるような音量の設定になっていました。」ということらしい。
なんだ、呪いの歌みたいなものではなかったのか…原因が解明され、被害に遭った女性もようやく安心して眠ることができると話している。
か細い子どもの歌声が真夜中に聞こえてきた時の恐ろしさは想像に難くない。しかも被害女性によると、日によっては何時間も聞こえてくることもあったそうだ。
…何時間も?センサーのクモに反応してそんなに長時間も音声機械が作動し続けるだろうか?もしかしたら、本当の原因は他にあったりして…?
流れていた音声のロングバージョンはこちらから聞くことができる。
今晩、あなたがこの歌を耳にしないことを祈る。
参照元:YOUTUBE、NBC 12、INDEPENDENT