30時間ごろごろできるイベント(※ただし棺桶)
お休みの日、寝すぎて「休日を無駄にした・・・」とガッカリしたことはないだろうか。
「でも、日頃の疲れを癒すためにいっぱい寝たい!」というそんなあなたも楽しめそうなイベントが、この度アメリカで行われるという。
その名も、「30時間棺桶チャレンジ(30-Hour Coffin Challenge)」だ!!
行われるのは、米ミズーリ州ユリーカにある絶叫系遊園地”シックスフラッグス・セント・ルイス”。
創立30年記念にあわせ、ハロウィンイベント「フライト・フェスト(恐怖の祭)」内の催し物として10月13日から14日にかけて行われる。
その中で、30時間棺桶に入り続けることができる6名の勇者を募集しているという。
耐えきった者には金一封プレゼント!
ルールは至ってシンプル。真っ暗な棺桶に寝転がるだけ。内部には充電ステーションがあり、食事や飲み物も完備。1時間に6分間のトイレ休憩も用意しているとのこと。
お昼1時に棺桶の中に入り、翌日の夜7時まで入り続ける間、スマートフォンやゲーム機で遊んでてもOKとのこと。また、安定した寝心地のために枕や毛布も持ち込み可能とのことだ。
これをご覧になった皆さんは「なら余裕じゃ~ん!」と思っただろう。しかし夜になれば・・・墓場にはたくさんのゾンビが現れるのだ。地上にはびこるゾンビに息をひそめるなんて・・・完全にパニック映画のシチュエーションだ。
この襲い掛かるゾンビに耐えきれず、トイレ以外の理由で棺桶から出てしまったら失格となってしまう。最高の恐怖体験ができそうだ。
こうして30時間耐えきった猛者は、3万4千円(300ドル)と、遊園地のフリーパスがプレゼントされるとのこと。使った棺桶もお持ち帰りできるそうで、いつでも気軽に死者体験ができるようになる。
応募できるのは、残念ながらアメリカに在住の18歳以上の人だけとのことだ。
少なくとも閉所恐怖症の人は絶対に参加できないだろう。日本でもこうした体験型アトラクションが増えたら、もっともっとハロウィンが楽しめそうだ。