例え弾が入ってなくてもダメ!
銃というのは力の象徴であり、特別な憧れを持っている男性もいるだろう。先日、そうやって銃を握り、ついついテンションが上がっちゃった男性が、いい年してメチャクチャ怒られてしまったという!!
コチラがその様子を写した動画だ。
この出来事が起こったのは、10月5日のこと。テキサス州ヒューストンにある射撃場に2人の男性がやってきたという。
手前にいる男性は自前で購入した銃を持っており、ご機嫌に記念撮影をしている。すると何を考えたのか、いきなり一緒に来ていた男性の頭に銃口を向けたのだ。
後ろで監視していた店長のカイル・ハリソン氏が飛び出し、すぐに手を抑えると銃を取り上げた。しかし、客は困惑して何が起こったかわかっていない様子。その後、ハリソン氏は男性の肩を持って射撃場から退出するように言ったという。見ているこっちまでもゾッとする瞬間であった。
ハリソン氏は米メディアABCニュースに対し、当時の状況をこのように語っている。
「彼らは安全に使用するための規約を受け入れたというのに、射撃場のルールを破って退出になりました。最終的に彼らを射撃場から追い出して、ルールにのっとって生涯にわたって出入り禁止にしました。今までに多少ルールを破った方は居ましたが、友人の頭に銃口を向けるような客はいませんでした。」
銃に弾は入っていなかったというが、それをわかっていたとしても、危険性を軽視している事に他ならない。ハリソン氏は最後に、「ルール違反に対して一切許容しません」と語っている。
今回の男性は自分で購入した銃を使用していたとはいえ、銃を持たせていい人間ではないだろう。安全講習や免許なしに、銃が簡単に購入できてしまう環境にも問題があるような気がしてならない。