32人の招待客が誰ひとり来なかった…
10月23日、米アリゾナ州フェニックスにあるテレビ局がこんなツイートをした。
A Tucson 6-year-old invited 32 of his classmates to a pizza party for his birthday over the weekend… and no one showed up: https://t.co/5KGkBT9gD3 #abc15 pic.twitter.com/cxXf25W2xJ
— ABC15 Arizona (@abc15) 2018年10月22日
週末、クラスメイト32人を6歳の誕生日ピザパーティーに招待したのに誰も姿を現さなかった
そこに写る少年の表情はなんとも悲しげである。
アメリカのレストランチェーンで6歳の誕生日パーティーを企画していたテディー君(6)。幼稚園のお友達とその保護者32人を招待したにもかかわらず、当日、誰ひとりとしてやって来なかったのだ。
母親が責められる事態に
テーブルに並べられた紙皿やナプキンは使用されることはなかった。
テディー君の母親はこう話している。
招待した数人からは都合がつかないと事前に連絡をもらっていました。でも他の人は…。しばらくの間パーティーをするのはやめにするわ。
テディー君には同情の声が多く寄せられたが、一方で「パーティーに招待したなら事前に出欠の確認をするのは当然でしょ」「子供に悲しい思いをさせないで」「悲しみに暮れる息子の写真をメディアに公開するなんてありえない」と、母親が非難されることとなった。
数千人でテディー君のお祝いを!
そんななか、嬉しいニュースが飛び込んできた。
今回のニュースを知った地元NBAチーム「フェニックス・サンズ」は、公式ツイッターでテディー君を今週水曜日の試合に招待することを公言したのだ。
レイカーズ戦、数千人でテディー君のお祝いをしようぜ!
出欠を取らなかった母親の責任なのか、返信をきちんとしなかったクラスメイトの責任なのか、責任の擦り付け合いになりそうだったテディー君の誕生日。フェニックス・サンズのあたたかい言葉で、そんな小さなことは吹き飛んでしまったに違いない。