えっ!?おじいちゃん生きてたの!?
たまたまお昼寝して、ぱっと目が覚めたときに・・・「えっ!?オレ今棺の中にいるやん!」となったら、きっとゾッとするはず。ましてや、目覚めたのが埋められた後だったりとか・・・。
日本だと医師による死亡確認がされるのであり得ない話だが、インドでこれと似たような事件が起こってしまった。
死んだと勘違いされたのは、インド・ラージャスターン州にお住まいのブド・ラムさん(95)。
ラムさんは11月10日の昼下がり、胸元に突如痛みを訴え始め、その後家族が様子を見にいくと、なんとラムさんが気絶していたのだ。
突然の出来事に困惑するご家族は、村のお医者さんにラムさんを診てもらうと・・・亡くなっていますと告げられたのである。
ラムさんのご家族は悲しみの中、村のお坊さんを呼んで粛々とお葬式をスタート。村のしきたりどおり、男性たちは頭を丸め、ラムさんの体を水で清めようとしていた。
しかし、そのお清めが冷たい水で行われていたせいで、誰もが予想してなかった衝撃的なことが起こった。そう、ラムさんが目を覚ましたのである。
その後、ラムさんの長男であるバル・ラムさんはメディアの取材に対し、「村のしきたりにそって葬式をしていたのに、体を清めている最中に急に震えだしたんです。みんな驚いていましたが、ベッドに運ぼうとするとスッと立ち上がり、みんなとしゃべりだしたんです。」と語った。
親戚らは、胸の痛みによって心臓が止まり亡くなってしまったと思い込んでいたようだが、ラムさんは「胸が痛かったから横になっただけ」と語っていたという。体の調子が悪いから昼寝していただけだったようだ。
なお地元メディアでは、死亡診断をした医師は無免許だった可能性があるとも報じられていた。
ちょうど、この出来事が起きたのはインドの記念日「ディワリ」で、親戚一同が大集合していた日。この日でなければ、こんなに豪勢なお葬式はできなかったかもしれない。(死んでないけど)