世界各国で開催される祭り。中には見るからに危ないものが、まだ行われていたりする。
先日、ミャンマーでタウンジーバルーン祭りが行われた。バルーンというのだから、風船をたくさん飛ばす祭り…みたいなことを想像している人もいるかもしれないが、そんなかわいい祭りではない。
実際の祭りで使われるのは、熱気球と花火である。
危険な祭り
バルーンとはいうものの、実際には熱気球を空に高く飛ばすという祭りである。しかも、一部の気球は花火を積んだまま上昇し、上空で打ち上げられるものもある。
まあどう考えても危険な祭りなのだが、やはり事故が起きた。
今年も開催されたその祭りで、花火を積んでいた気球が観客の上に落下。さらに地上で花火が炸裂したのだ。
その様子がこちら。
9名が重軽傷、1名が死亡
撮影者の焦る様子が伝わってくる、恐ろしい事故である。
この事故で9名が重軽傷を負い、1名が死亡した。周りには消防車が配備されていたが、これほどの規模の事故となると犠牲者が出るのは免れなかったようだ。
この祭りは毎年行われているもので、2014年には4名が死亡する事故も起きている。
伝統をとるか、安全をとるか…恐らく今回の事故を踏まえても、まだ数年はタウンジーバルーン祭りは開催されるだろう。
祭りには様々な思いや願いがこめられている。中止するというよりも、安全面を強化するという方面で考えて欲しいものだ。
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