ドイツの田舎町でスウィートな事故が発生!
クリスマスではチョコレートが多く消費されるが、この度ドイツでは、そんなチョコレートによって消防隊が出動するほどの大惨事が起きてしまったようだ。
12月3日月曜日、ドイツのドルトムントにほど近いベルル市ヴェステンネンという田舎町で、チョコレート工場が事故を起こした。
これによりチョコの液体が周辺に流れ出してしまったそうだが、量はちょこっとどころじゃない。こんなレベルである。
う、うわ~お・・・・・・。工場の貯蔵庫からは、なんと1トンも流れ出してしまったという。
午後8時ごろに事故が起こり流出が始まったそうだが、ここの12月の平均気温は1℃から3℃。ひえっひえの道路に流れ込んでしまったため、カチカチに固まってしまったのである!
消防と清掃のスペシャリストが集結する頃には、道路には果てしなく広がる分厚い板チョコが覆っていた。その大きさは、なんと10メートルにも及んだという。
地元紙”Soestar Anzeiger”によると、今回の事故は「ささいな技術的問題が原因」とのことだが、詳細については報じられていない。
工場長のマルクス・ラッキー氏によると、チョコレートの貯蔵庫の一つに問題があったというが、事故の2日後には生産が再開できたとのこと。
被害は最小限に抑えられ、工場自体に大きなダメージは受けていないという。
ちなみに、事故がおこったのは高級チョコレートを販売するドライマイスター社の工場。現在クリスマスシーズンの需要に向けて生産拡大しており、130人の従業員の他、季節労働者が50人から80人働いているという。
消防当局は、「この事故でクリスマスシーズンにベルル市からチョコが全部なくなることにはならない!」と答えたという。
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edamame.には過去にも、ポーランドでチョコタンクローリーが横転した事故をお届けしている。
いくらみんな大好きなチョコとはいえ、脂肪をふんだんに含んでおり、掃除はかなり大変。泥よりも重たそうなチョコをシャベルで除去するのは、かなり腰にきそうである。