【愚行】手作りパラシュートでビルの屋上から落下した15歳の少年が死亡。母親は撮影し止めず

事件

母親は少年の愚行を止めず

パラシュートの安全性は命に関わる。しかし中には、安全基準を満たしていない安っぽいパラシュートを使おうとする命知らずもいる。

例えば、通販で買ったパラシュートでマンションから飛び降りた男性などなど。上のリンク先の記事では無事男性は生還したものの、今回取り上げる出来事は、死亡事故に繋がってしまったのである。

亡くなったのは、ウクライナ東部にあるマキイフカに住んでいた、ボグダン・フルソフ(15)。

彼は11月下旬、なんと手作りのパラシュートを身に着け、14階もの高さのマンションから飛び降りるという暴挙にでた。

目撃者によると、家族や野次馬たちはこの危険すぎる試みを止めるどころか、むしろ一緒に楽しんでいる様子だったという。手作りのパラシュートを試すつもりでいたのだろうか。

しかも、ビルの高さは約42メートル。万が一落ちればひとたまりもない。

当時現場にいた人は、地元紙の取材に対し「たくさん人が居たのに、誰も彼を止めなかった。みんな動画を撮っているだけ。みんな人として何かを失ってて、普通の感覚を失っていた。」と語った。

恐ろしいことに、誰も警察を呼ぼうともしていなかったという。

その後、目撃者の目の前で少年は飛び降りたというが・・・パラシュートは開かず、背中から勢いよく地面に叩きつけられてしまった。

危険さは明らかに予測できるものだったというのに、母親は強いショックを受け泣きわめいていたとのこと。

また専門家はこの事故に関し、「このパラシュートが仮に開いたとしても助かることはなかったでしょう。パラシュートを使う時は最低でも70メートルの高さから使用しなくてはなりません。それは約25階分のビルに相当する高さです。」と解説している。

別の地元紙の報道によると、少年は多くの人の前で勇敢さを見せつけるためにやったとみられているそう。

これくらいの世代の少年少女は、時に、大勢の人の前で危険なことをやって見せて、自分の強さを見せつけたいという非常に危険な感性を持っているものなのか。

昔なら、誰かが怒って彼のような行動を止めていたのかもしれないが・・・時代は変わったという事だろうか。

 

参照元:Mirror.co.ukTwitter

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