スウィート飲酒運転
1月23日、アメリカ・コネチカット州ニューケイナンの路上にて、車を停めて眠っていた50代の女が逮捕された。
午後5時前に通報が入り警察が駆けつけると、女は車の後部座席で寝ていたという。
警察が事情聴取をしたところ・・・、何やら彼女の口から、甘い香りがしてきたというのだ。
当時対応した巡査は「彼女と話そうとしたとき、彼女の口からはバニラのような甘い香りが漂ってきました。ろくな受け答えもできないようでした。」と話す。
こうして中を調べると、バニラエッセンスのビンが数本発見されたのだ。
バニラエッセンスはエタノールと水の溶液に浸けられて製造されるため、アルコールが含まれている。アメリカの食品衛生省によると、アメリカに流通するほとんどのエッセンスは35%がアルコールで出来ているそう。
調理の過程でアルコールは飛んでしまうため、酒類として売っているわけではない。だが高いアルコール度数を含むため、飲めば間違いなく酔っ払う。
彼女はすっかり泥酔しており、血液検査を求めたものの彼女は拒んだが、別の検査で規定値を超えるアルコールが検出。こうして罰金約2万7千円(250ドル)の支払いが課せられたという。
バニラエッセンスを舐めたことがある人ならわかるだろうが、甘いにおいがしても実際はとても苦い。
それでも飲みたがるなんて、アルコール依存症間違いなしである。
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