チョッキ着て撃ち合ってみようぜ!→逮捕
酔った時の勢いで・・・と大変な失敗をしてしまう人は少なくないが、今回捕まった男性たちは、もしかしたら酔った勢いで死んでいたかもしれない。
米メディア”THe Fayetteville Observer”の報道によると、4月1日、アーカンソー州に住む男2人が、加重暴行の容疑で逮捕されたという。
逮捕されたのは、チャールズ・ユージーン・フェリス(50)と、クリストファー・ヒックス(36)。二人は近所同士で仲が良く、その日は裏庭で酒を飲んでいたという。
しかし楽しげな空気もつかの間、フェリスの妻の耳に銃声が飛び込んできた。あわてて二人の元へ向かうと、フェリスの胸部に銃弾の跡が。
しかもなぜか、二人は防弾チョッキをつけており、ヒックスの手元にも.22口径セミオートライフルがあったという。
幸いにも銃弾は貫通しなかったが、あまりの痛さから頭に血がのぼり、「俺にも撃たせろ!」と言い放った模様。そしてヒックスは、彼の背中に向けて五発もの銃弾を撃ち込んだという。
警察がすぐさま駆けつけ、フェリスを病院へ搬送し、ヒックスも拘束されたという。
フェリスは事情聴取を受けたが、ヒックスをかばうため「200ドルでボディーガードとして雇われた。22時に森の中で別の男と会う予定だったが、誰かに発砲されたんだ!」と嘘をついたという。
だが、病院にかけつけたフェリスの妻が防弾チョッキをつけ、お互いを試し撃ちしていたと語り、二人は逮捕。
なお、二人は翌日まで拘留され、約55万円(5000ドル)を支払い保釈されたという。