担架が空中で175回高速回転!
6月4日、米アリゾナ州フェニックスにある標高796mの山、ピエステワ・ピークで事件は起きた。
その日、ハイキングをしていた75歳の女性が滑落し負傷したため、ヘリコプターに救助要請が入ったという。現場へ駆けつけた隊員たちにより救助作業はスムーズにおこなわれていたが、女性を乗せた担架をヘリで吊り上げようとしたとき、まさかの事態に見舞われてしまったのである。
なんと、強風に煽られた担架は空中で高速回転してしまったのだ!
その数175回、時間にして約2分半ものあいだ回転し続けたのだから、女性の苦しみは計り知れない。
腰の負傷に加え、めまいと吐き気
なんとか救助に成功し病院へ搬送された女性だが、腰を負傷しただけではなく、当然ながらひどいめまいと吐き気を訴えたという。
通常はこのように強風のコンディションでも、担架の回転を防止するためのロープがあるというが、今回そのロープの装着に失敗したため、このような事態に陥ったのではないかと考えられている。
滑落した女性は、救助ヘリをみてどんなに安心したことだろう。それなのに一難去ってまた一難、まさか二重の苦しみにあうとは想像すらしていなかったに違いない。
参照元:YouTube
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