どうしたの?薬局に野良犬がご来店!
トルコの大都市イスタンブールの人々は、野良犬や野良猫と上手に共存して暮らしている。街にいる動物たちは、自治体が予防接種や去勢手術を行うなどして、街ぐるみで世話をしているのである。
そんな人と野良犬の距離がとても近い街で、とても可愛らしい映像がとらえられたという。
İstanbul’da patisi yaralanan sokak köpeği, gittiği eczanede yardım istedi. Yaralı köpeği tedavi eden Eczacı Banu Cengiz, "Yüreklerinde insan sevgisi, hayvan sevgisi, doğan sevgisi olanlar kapısına gelen bu canlıya müdahale ederdi" dedi. pic.twitter.com/rYy7OoWq1j
— Vaziyet (@vaziyetcomtr) 2019年6月22日
こちらは、イスタンブール市内にある薬局の監視カメラの映像。
オーナーの薬剤師であるバヌ・シェンギスさんは、当時店番をしていたところ、茶色の毛をしたワンちゃんが店先にやってきたそう。
シェンギスさんのぶち模様の愛犬がお出迎えするも、出ていく様子はない。すると、前足から出血していることに気づいたのだという。
Senin o kimden yardım isteyeceğini bilen aklına,güzelliğine,usluluğuna kurban olurum.patisi kanamış,eczaneye girip patisini uzattı,yarasını gösterdi bana. pic.twitter.com/MUYE9yFM6j
— Badores (@badores) 2019年6月20日
シェンギスさんがこれを見て薬を塗ってあげたところ、床に寝そべって完全服従状態に。「あなたのおかげで助かりました〜!」という気持ちが伝わってくる。
その後、ワンちゃんは翌朝の7時まで薬局でお世話になった後、通りに帰っていったそうだ。
Köpekcik aksama kadar yedi içti uyudu ve sonra bana teşekkur edip sokaklara,özgürlüğe gitti pic.twitter.com/0Q3Ewin25R
— Badores (@badores) 2019年6月23日
このエピソードは世界中に拡散され、「美しい心の持ち主ですね」「犬がすごくかわいい!」「あなたのような素晴らしい人がもっと増えることを願っています」と賞賛するコメントが多く寄せられていた。
なおシェンギスさんは、いつも店先に餌を置いたり、クッションを置いたりして犬や猫を助けているのだそう。イスタンブールの動物達が幸せに暮らせているのは、彼女のような優しい人々がその一旦を担っているからかもしれない。