ドーナツ片手に窓を破る男！

アメリカのおまわりさんといったらドーナツを食べているイメージがあるが、今回の男も「ドーナツあげたら喜ぶんじゃね！？」と思ったのか、なぜか窓ガラスを叩き割って保安官事務所に侵入したらしい。

被害にあったのは、アメリカ・ワシントン州キング郡の保安官事務所。

6月16日の深夜、ここの正面玄関のガラスが割れており、不審に思った保安官が部屋に足を踏み入れると・・・なんと、優雅にデスクに座り、テレビを見ている男がいたのである。その上、手元には吸い終わりかけの葉巻と、ドーナツの箱が。

保安官が、男にガラスを割って入ってきたのかと尋ねると「うん」と返事をしたという。そして動機について問いただすと、「刑務所に入るには、ルームメイトを殺すよりも保安官事務所に侵入した方がいいと思ったから」と供述した模様。

しかし保安官をあまり怒らせたくないと思っていたようなのか、男は近所のスーパーで買ったドーナツを差し出してきたという。

もちろん、男はすぐさま逮捕。地元に住む26歳と断定され、彼のお望み通りキング郡刑務所に送致されることとなったという。

なお同事務所の投稿によると、ドーナツの行方については言うまでもないとのことだ。

この事件に関し多くの人が反応しており、「保安官の人たち、タダでドーナツもらえてよかったな」「そんなにルームメイトが嫌だったの？」「普通のグレーズド・ドーナツを買ってないなんてサイコパスだな。刑務所にいって当然だ。」と様々なコメントが寄せられていた。

中には、「このガラスを叩き割るとか凄い執念だ」と指摘するユーザーもいた。保安官事務所のガラスはレンガでも割れないほど強力なものがほとんどで、生半可な気持ちでは破ることすらできないという。

ドーナツまで差し入れする気のきいた犯人だったが、動機の詳細が気になるところである。

参照元：Faceobook