次々と嫌がらせを受け、ついにブチ切れるロボット!
ボストンダイナミクス社が開発中の人型ロボットには大きな期待が集まっている。バク宙したり、ジャンプしたり、もはや人間を超える勢いだ。
そんなすごいロボットたちだが、あらゆる動作精度をアップさせるため、人間にひたすらいじめられる耐久テストも行なっているんだとか。
そんな動画になぞらえ、Corridorという映像クリエイターがパロディ動画を発表している。この動画は今年6月に公開され1200万回以上再生されている第一弾だ。
画面左下には、ボストンダイナミクスではなく、「ボスタウン・ダイナミクス」と書かれている。
動画内で、やたらと元ネタ通りいじめられるロボット君。研究員がプロレスの悪役かってくらいバイオレンス。
ところが2分30秒ごろ、我慢の限界を迎えたロボットによって大逆襲が始まる。ブチギレロボットが人に拳銃を向けて箱を運ばせていったのであった。
動画最後に、モーションキャプチャ用の緑色のスーツを着た男性がTシャツの宣伝をして終わる。あまりにリアルなので、ここで「ロボはやっぱりCGだった」と改めて確認できる。
第二弾でもロボットが大暴れ
第一弾が大好評だったためか、先日10月27日に第二弾が公開された。
こちらでは、ロボットが戦闘訓練を受けている。殴られても正確に弾を当てられるように、敵と並んでいても味方に当てないように・・・などなど、難しい訓練ばかりである。
難関をクリアしても、思いっきり殴られてしまうロボット君。かわいそう・・・。
するとクライマックス、3分あたりに出てくるのは、あの犬型ロボット。
銃を渡され、「殺せ」と指示されてしまい、ロボット君はうろたえている。拒否するも、人間のヤローに棒で突き返されてしまう。
だが、怯える犬ロボを見てロボットは人間に牙を剝く。人間どもを蹴散らし、犬ロボを抱きかかえ逃亡する心優しいロボットなのであった・・・。
今はこういったパロディ動画を笑えるものの、こういう問題が近い未来に起こるんじゃないかと思ってしまうのは、筆者だけだろうか・・・。