突然鼻の奥に燃えるような痛み!
ある日の夜、インドで家政婦をしているセルヴィさんは仕事を終え、普段どおりベッドの上で寝ていた。しかし突然、燃えるような痛みがセルヴィさんの右の鼻の穴を襲う。
その時のことを、セルヴィさんは次のように語る。
「右の鼻の穴に何かが入っていくのを感じたとき、すぐにそれを取り出そうとしたわ。でも、何もできないまま、それは中に入っていってしまったの。うまく説明できないけど、それは虫だって確信していたわ。」
45分間の格闘
すぐに息子は近くの診療所に、セルヴィさんを連れていった。しかし、そこでは痛みの原因を特定することができなかった。
次の日、セルヴィさんは、急いで国立病院に連れて行かれ診察を受ける。そして、すぐに手術が行われた。45分間の格闘の末、手術は無事成功。セルヴィさんの鼻の穴から入り込んだ「何か」は無事取り出された。
セルヴィさんの推測通り、鼻の穴から出てきたのは虫だった。しかしそれは、虫は虫でも一番嫌なヤツだったことが判明する。
実際の手術の映像がこちら。
またお前か・・・
そう、その嫌なヤツというのがこちら、ゴキブリだ。
こちらの下の画像が実際に取り出されたゴキブリ。大きさ約2.5cm。
実は、以前にもゴキブリが、体内に入り込むというニュースをedamameで取り上げたことがる。その記事がこちら、「【ゾッとする話】耳の中に何かが…それがもし生きたゴキブリだったら?」だ。なので今回の事件は「またお前かよ!いい加減にしろ。」という感じだ。
前回のニュースでは耳に入ったゴキブリ。しかし、今回は鼻の穴を通って、なんと頭の中の両目の間まで進んじゃったのだ!地元のメディアによるとゴキブリは、結局12時間もセルヴィさんの頭蓋骨の中に居座っていたようだ。またとんでもないことをやってくれた、ゴキブリであった。
しかし、そんなのんきなことを言ってられないセルヴィさん。
「刺すような痛みと、何かが頭の中を這うような感覚があったわ。それが動くたびに、両目に燃えるような痛みを感じたの。」
と、そのときの苦痛を語る。
自分の頭の中を虫が、ましてやゴキブリが動き回るなんて、想像しただけで頭がゾワゾワする。
担当医師も「見たことない・・・」
ゴキブリを取り出している最中の画像。白と黒のものがゴキブリ。見ただけで寒気がする。
手術を担当した医師はセルヴィさんの状況について次のように語る。
「私は約30年間医師をやってきたが、このようなケースは見たことがなかった。もし、ゴキブリが頭の中に放って置かれれば、ゴキブリは死に、セルヴィさんの脳に感染症を起こしていただろう。」
注意!
インドでは、ゴキブリが人の耳に入ってしまうのは良くあることらしい。しかし、30年の経験ある医師でさえも、ゴキブリが鼻から入ったケースは初めてなのだから、本当にこのゴキブリはとんでもないことをやってくれたもんだ!
ゴキブリは人が寝ている間に、唾液を飲みに口に入ってくるという噂を聞いたことがある。それを聞いてから、筆者自身も睡眠中に口が開かないように心がけている。なので、皆さんも、同じような目に会いたくなければ、鼻はまだしも、せめて口だけは閉じて寝ることをお勧めする。