黒かった金魚が赤色に!
2019年4月29日、米カンザス州に住む彫刻家レイシー・スコットさん(30)がペットショップを訪れた時のこと。水槽のなかで弱っている黒い金魚がどうしても気になり、推定年齢10歳とみられるその金魚を購入したという。
泳ぐこともできず衰弱しているかのように見えた金魚が、このままペットショップで最期を迎えるのではなく、せめて快適な環境で過ごさせてあげたいと思ったレイシーさんは、新しく水槽を購入し治療に効果のある塩をその中に入れ、大切に愛情をかけて育てた。
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すると、その金魚はみるみるうちに元気になり水槽の中を泳ぎまわるようになったのだ。
それだけではない。すっかり元気になったこの金魚を、他の魚たちを飼っている大きな水槽に移し替えてあげると、黒かった体は下腹部がだんだん赤みを帯び、最終的にはほぼ体全体が赤色に変わり、体も大きくなったのである。
レイシーさんがその激変ぶりをTikTokに投稿すると「同じ魚とは思えない」「助けてくれてありがとう」「たくさんの愛情を受けたらこうなるのね」と、2万5千件以上ものコメントが寄せられた。
たっぷりの愛情を受け元気になった金魚
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実は、金魚の体の色が変わることはそう珍しいことではないそう。年齢や環境、光や水質や健康状態などで色が変わるとのことで、自分の飼っている金魚が黒いからといって一概に健康状態が悪いと思わないでほしいとレイシーさんは述べている。
飼育状態によっては金魚は寿命が30年近くになることもあるそうで、まだまだ長い残りの人生を快適に、そして幸せに過ごしてほしいものだ。
参照元:TikTok、intheknow.com