誤った処置をすると嫌がるロボが怖い!
歯科医師は研修の段階で、擬似的な歯を使った訓練を行うことがある。だが、生身の人間は嫌がったり動いたりするため、研修と実践は状況が異なる場合が多い。
こうしたことから、日本歯科大学と歯科用精密機器メーカーのモリタが「シムロイド」という歯科教育用患者ロボットを開発。実際の人間と同じように、痛みや質問に対しリアルな反応を返してくる機能を持っている。
それだけに、今回シムロイドを初めて見た学生さんは非常に驚いたようで・・・その様子をツイッターに投稿したところ、怖すぎてバズってしまったようだ。
こちらの動画はイギリスの歯科学生が撮影し、Redditに投稿したものだが、10月6日、Daniel Hollandさんというツイッターユーザーがシェアし、大きな注目を浴びた。
撮影者がシムロイドの口元を触った後、「お口を開けてください」と言いかけるが、「ゲエッ!」っと言い、いきなり頭を振り回すシムロイド。
「大丈夫ですかー?」と聞くと、「No」と首を横に振る。超不気味である。
ツイッターの投稿のキャプションには「歯科研修ロボットは今まで見たことないくらい怖いものの一つだ」とつけられ拡散。500万回以上も再生され、たくさんのコメント欄は阿鼻叫喚状態となっていた。
「キモすぎ」「なんで目が動くようになってんだよ・・・ゾンビ映画に使いたい・・・」といった怖がる声や、「歯医者の椅子に座った時の俺じゃねえか!」など、歯医者が嫌いすぎる人からのコメントも寄せられていた。
シムロイドは2009年から開発されており、今や世界中の大学で臨床研修に使われている。不気味すぎるが、シムロイドのおかげで処置が上手なお医者さんが増えるのだからありがたい存在である。不気味ではあるけれど・・・。