たとえ危険なハチが相手でも大丈夫!
膨大な人口の中国では、自主的に救助活動を行う民間の人道支援組織が多数活躍している。
その国内最大手グループ「ブルースカイレスキュー」は、人々をより効率的に助けるために、地元企業と結託し様々な機器を開発しているという。
先日、そんな彼らが新しく火炎放射ドローンを入手。地元住民に向けてお披露目が行われた。
A group in China is using a flamethrowing drone to destroy the nests of wasps.
The device is being used as part of a campaign to eradicate more than 100 wasp nests in a village in Zhong county near the city of Chongqing.
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— Sky News (@SkyNews) December 12, 2020
中国の新聞「チャイナデイリー」によると、ブルースカイレスキューはこの度、地元住民から約120万円(8万元)の資金調達を行い、ガソリンタンクとノズルを備えたドローンを購入したという。
映像では、木の上にあるハチの巣の前でホバリングをしている様子が映っている。そして容赦無く火を放つと、大きなハチの巣も大炎上。蜂の巣は燃えやすい材質のため、ハチに抵抗される前に焼け落ちていった。
お披露目までに、地元重慶市内で確認されているハチの巣はすでに11個撤去されたというが、残りは100個以上あるという。
この動画が米メディア「SkyNews」のツイッターに投稿されると大きく注目を浴び、15万もの再生数を記録。
「アメリカじゃ使えねえ・・・山火事になる」「クリスマスプレゼントに欲しい〜〜!」「ハチ死ぬほど嫌いだからうちに欲しい!!」といったコメントが寄せられていた。
重慶や四川省に分布するハチは非常に危険な種で、2013年には100名以上が亡くなったことが報告されており、地元では深刻な問題として扱われている。まだまだ火炎放射ドローンの出番も多そうだ。