【健脚!】登山客を追いかけてたら登頂後にはぐれちゃった!標高3000mの山で生き延びた猫がすごすぎ

動物

登山客の後を追い続け3回登頂!

スイス・ザクセルン在住のエリック・ローレルさんと妻シリルさんは、ベルン州ブリエンツにある山を訪れていた。

標高は3000m以上にも及ぶ険しい山となっているが、そこで信じられない動物を発見したという。

それは、なんとネコ

家猫が到底生き延びることができないであろう雪深い山の上に、ポツンと佇んでいたのだそう。

ネコとの出会いは、早朝の4時30分ごろ。その場所は標高1200メートル地点で、暗い林の中だったというが、どこからともなくネコの声が聞こえたのだという。

目線の先には、なんと暗い毛の色をしたトラ猫が。明らかに家猫であり、野生の猫とは考え難い毛並みをしていたようだ。

ネコは非常に怖がり困惑している様子だったため、トコトコとついてくるのを追い払うことはできなかったようだ。その後も登山を続けていたとのことだが、ネコはその間もずっと追いかけてきたという。

するとやがて、ネコの足取りは不安定になりブルブルと震え始めた。シリルさんが近寄ると、硬い雪を踏み続けてきたせいか足から出血していたのである。もう少しで山頂というところで疲れ果ててしまったようで、気の毒に思ったエリックさんは背中に背負って一緒に帰ることに。

谷におりると、ネコは飼い主の元に無事帰ることができたそうだ。

話によると、ネコはこの4日前から家からいなくなっていたそうで、別のハイカーグループについて行って3回も登頂してしまっていた。そしてハイカーたちと完全にはぐれてしまっていたという。その後何日も食料もない雪山で生き残るなんて、驚きのたくましさだ。

この出来事に関してシリルさんは、「動物はおかしなことをしでかしますね。それに、彼らは人間よりはるかにタフです。本当に本当に痛そうな傷を負っていましたが、絶対諦めたりしませんでした。」と語っていた。

 

参照元:PeopleTwitter

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