網に引っかかった大物がこちら
10月14日、スペイン・セウタ沖でマグロ漁船の網にとんでもない大物が引っかかり、その個体の動画が共有されるとまたたく間に話題となった。
その個体がこちら!
世界最大の硬骨魚ともいわれる『ウシマンボウ』である。
セビリア大学の海洋生物研究所を率いるエンリケ・オスターレ氏によると、重さを測ろうとしたものの使用したスケールは1トンまでしか測ることができなかったという。この個体は大きすぎて計測不能だったというが、確実に2トンはあるだろうとのことだ。また、体長は約3.2メートル、そして横幅は2.9メートルほどあり、その大きさはこの地域で見つかった個体としては過去最大のものだという。
網に引っかかったマンボウは、まず漁船に取り付けられた水中チャンバーで隔離され、その後クレーン2機を使用して船上に持ち上げられた。そして、オスターレ氏と仲間の生物学者らにより、個体の測定や写真撮影、およびDNAサンプルの採取など検分作業がおこなわれたという。
作業が終わるとマンボウは再び海に放たれ、その後元気に泳いでいく姿をしっかり見届けたとのことだが、これほどまでに大きなマンボウを目にした漁師や研究者らはさぞ驚いたことだろう。
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