1月18日はキャプテン・クックがハワイ諸島に到達した日
冬真っただ中に常夏の島の話題で恐縮だが、本日1月18日はキャプテン・クックがハワイ諸島に到達した日(1778年)である。
クックの航海のスポンサーの名前から当初は”サンドイッチ諸島”と命名された。
福岡PayPayドームとか味の素スタジアムとかと似たようなノリで島が命名されてしまったとは驚きである。
ちなみに、このスポンサーというのは有名なサンドイッチ伯爵である。第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギューというのが正式な名前で、賭博好きな彼がカード賭博を中断することなく続けられる食事として「サンドイッチ」を考案したという逸話がある。(この話は後世の創作ではないかともいわれており諸説ある。)
サンドイッチのみならず、ハワイにもいっちょかみしていたとは逸話の多い伯爵である。
西欧社会にハワイ諸島を知らしめたキャプテン・クックは上陸からわずか1年後、ハワイ島のケアラケクア湾で原住民と対立し殺害されている。その後ハワイは紆余曲折の歴史を経て、1893年米国からの入植者が地元民と対立しながらもハワイ王国を平和的なクーデターで転覆した。1898年ハワイは米国の属領となり、さらに1959年に米国50番目の州となった。
行けずともハワイに心を馳せたい・・
現在のハワイは観光地として日本はもちろん世界中から大人気である。
コロナ禍により旅行がはばかれる現在、ハワイを恋しがっている方も多いことと思う。
ハワイの歴史に心をはせるとともに、ハワイの美しい風景をご覧頂き、真冬のコロナ禍中の心の一服としていただければ幸いである。
参照元:ハワイ州観光局プロモーション ハワイの歴史、ハワイ州観光局公式ラーニングサイト、Wikipedia、Youtube ハワイ州観光局、