イギリス・ロンドンのリッチモンド地区にある風変りな個人住宅が話題となっている。
そのユニークな外観はGoogleマップで確認することが出来る。
周囲にとけこむ、見えない家(the invisible house)
この家は巨大な鏡の壁が周囲の景観を映し出し、その存在にとても気づきにくいことから「見えない家(the invisible house)」と呼ばれている。アートや商業用施設ではなく、実際の個人住居として使われているそうだ。
建築家でアーティストのアレックス・ホー氏が2015年にリノベーションし、2019年から人が住んでいる。地元紙の取材に答えた居住者は「そこに住むことは、とっても面白い」と話している。通行人からは中が見えなくても、居住者からは外が全く問題なく見える作りとなっており、鏡張りの壁や窓をのぞき込み、髪や服を直している通行人が結構いるそうだ。
写真が拡散され疑問噴出
この「見えない家」の写真が半年ほど前にも投稿サイトRedditで拡散され、人々に多くの疑問を抱かせたようだ。
「この鏡をいつもきれいにするのに物凄い労力と時間がかかりそうだ。」
「誰か何か知っていますか?住宅地なのか商業地なのか?ググってみたけど、それに関する情報が見つからない」
「10年ほどこの近くに住んでいて、数え切れないほどこの家の前を車で通ったことがあるが、正直言って一度も気がつかなかった」
「この鏡の家、太陽の光がむっちゃ反射しそう」
「たくさんの鳥が激突しないのかしら?」
などなど。
変わった住宅、といえばedamame.でも過去に中国に建設された高速道路がこんなヘンテコな形に、3Dプリンターで印刷された家、等をご報告させて頂いているが、今回の家もなかなかのものである。
Googleマップで何度確認しても、周囲の景色が映り込んでいて、一見して正確なデザインを把握するのは難しい。少し不思議なトリップ感覚を覚えさせる景観だ。
地震大国の日本人としては、ガラス素材の耐震性能が気になるところではある。壁も熱を吸収して内部は物凄く暑くなりそうだ。
そんな色々謎を抱かせるところもこの住宅の魅力のひとつなでしょうね。
参照元:OddityCentral、Reddit