癌で余命いくばくもない男性が、妻とともに新しい屋台を立ち上げた。その理由に涙・・

グルメ

シンガポールで、とある男性が立ち上げている屋台が話題となっているようだ。
3月30日、その件を紹介した動画はシンガポールの人々の琴線に触れ拡散されている。

@hawkers_united_melvin I encountered and help alot hawkers, this 4th stage cancer hawker is the 1 which I wanna help most. 🙏 #tiktokfood #tiktoksingapore #hawkerfood #ourhawkerculture #melvinchew #championhawker #hawker #food #sgtiktok #88katonglaksa #laksa #cherisheverymoment #tiktokmalaysia #foodtiktok ♬ original sound – Melvin Chew

ステージ4の癌の男性がラクサ屋台を

シンガポールの“ホーカーセンター”は動画にあるような大規模なフードコートで、中には屋台がズラリと並んでおり、しっかりした食事から軽食や飲み物まであらゆる料理が揃っている。活気にあふれ、一か所でいろいろな食事を安く楽しむことができる。日本でいう屋台村みたいなところである。

この動画をTikTokにアップしたメルビン・チュー氏はそのホーカーセンターに関わるビジネスの宣伝・プロデュースをしている男性。

メルヴィン氏はFacebookの投稿でこの店「88 Katong Laksa」の開店を知り、動画で紹介することになったそうだ。そして、夫婦で経営している店主にインタビューし驚きの事実を知った。

メルヴィン氏はこう語る。

店主のおじさんが病気なのは取材前にFacebook投稿で聞いていたけど、まさかステージ4のガンとは思わなかった

彼は、それを聞いて言葉を失い、何を言っていいのかわからなかった、と言う。

でも、おじさんはこう言った。“自分は意志が強いから、毎日精一杯生きるんだ”

そして、

この屋台を出すことで、おばちゃん(店主の妻)が自分で商売ができるようになり、“自分が死んだ後も、妻は生計を立てていけるようになるんだ。“ともいった。

メルヴィン氏は店主の強い精神力に驚き、その妻を思う心に深く感動した。彼はこの店を助けたいと願い、紹介動画をソーシャルメディアに公開したそうだ。

メルヴィン氏はお二人のカレーラクサが大好きなようで、一杯一杯に入れられたたくさんの新鮮な食材をTikTokの動画で紹介している。

「私が食べたラクサは美味しかった。それは彼らを助けたいから言っているのではありません。かなりのハイクオリティです。。ラクサのペーストは自分で作っているし、新鮮な貝もタップリ入っている。」

動画の1分30秒ずぎからがラクサの紹介だ。
動画を見るだけでそのクオリティの高さは理解できる。かなり美味しそうだ。

今は奥さんが屋台を仕切っていて、ご主人の病状や見通しが悪くても、1日12時間働いて屋台を続けているとのことだ。
FacebookがTikTokにはその後、多くのコメントやお見舞いの言葉が寄せられ、料理がとても美味しいと太鼓判を押す人も多いそうだ。

https://sea.mashable.com/social-good/19953/dying-man-sets-up-hawker-stall-with-his-wife-so-she-can-make-a-living-after-he-passes
https://mothership.sg/2022/04/hawker-cancer-support-wife/?fbclid=IwAR1NIDk5Rb8LM8-XVHF69RwYhGhcg5GfgCJWFNZeR8FnS4EB6cy7d0nGg6E

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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