タイの人気インフルエンサーの訃報に衝撃が走る
6月6日、タイの人気インフルエンサーとして名を馳せていたアリサラ・カブデチョさん(27)が、3ヶ月間の昏睡状態ののちに亡くなるという訃報が報じられた。
ファンの間では『アリス』として知られ、Instagramでは約150万人、Facebookでも約68万人と多くのフォロワーを抱えていたアリサラさんだが、そのFacebookページに友人が投稿したのはこんな文面だった。
アリスのファンクラブやフォロワーの皆さんへ悲しいお知らせです。アリスは食事を喉に詰まらせ病院に緊急搬送されましたが、脳が酸欠状態となり3ヶ月後の本日6月6日午後12時50分に永眠したことをお伝えします。いつも応援していただきありがとうございました。
多忙を極め食事を急いで起きた事故
今年3月、アリサラさんはスティッキーライス(もち米)と一緒にモーピンと呼ばれる豚肉の串焼きを食べていたというが、その時に食事を喉に詰まらせてしまったことが原因で命を落としてしまったのだ。あと9分早く病院に運ばれていれば命が助かったかもしれなかったという。
アリサラさんの母親は大切な娘を亡くした胸中をこのように話している。
アリサラはいつも忙しくしており休む時間がありませんでした。事故があった日も急いで食事をとっていたのです。そのため食事を喉に詰まらせてしまったのでしょう。若者のみなさん、どうか自分自身の健康に気を配り、きちんと時間通りに食事をして十分な休息をとることを心がけてください。
アリサラさんはセクシーなコスプレでファンを魅了するネットアイドルの先駆けだったといい、「タイの話題の美女トップ10」にもランクインしたことがあるほどの人気だったという。そんなアリサラさんのあまりにも早すぎる死には多くのファンがショックを隠しきれない。
アリサラさんのSNSには今もなお多くの追悼コメントが寄せられているというが、アリサラさんの冥福を祈るとともに、二度と同様の悲劇を繰り返さないためにも彼女の母親の警告にしっかりと耳を傾ける必要があるだろう。