まるで昔話の一場面。僕はおじいちゃんと一緒に沼地にはまった鹿を助けた。鹿はお礼を言って草原に去っていった・・。

動物

6月20日にYoutubeへ投稿されていた動画が、まるで昔話の一場面のようだったので紹介したい。
場所はアメリカの西部コロラド州スティームボートスプリングスという田舎町。

青年は沼(灌漑用水)にズッポリとはまってしまった小さな雄鹿を見つけた。
しかも鹿の首には枝も絡まってしまっている。状況から推察するに、はまってしまってから長い時間が経ってしまっているようだ。

青年は躊躇なく駆け寄り、雄鹿の角を握りひっぱり上げようとするが、ビクともしない。
側でそれを見ていたおじいちゃんが加勢に入る。

それぞれが前足一本ずつを両手で握りしめ、渾身の力でひっぱり上げる!
雄鹿にもその意図は伝わっているようだ。小さくうめき声をあげ、自身の体をなんとか持ち上げようともがく。

この三者にはまるでチームのような一体感が生まれているように見える。
上半身が持ち上がると青年は素早く雄鹿のお腹を抱え込み、見事脱出に成功した!

無事地上に戻れた鹿は大きくジャンプを繰り返し、二人と距離を取って草原の中を去っていこうとする。

・・と、一瞬だが足を止め、この優しい孫と祖父を振り返る。
まるで「ありがとうございました!」と命の恩人たちに感謝を伝えるかのようだ。

動画には「ただただ美しい」、「幸せな父の日。皆、幸せに立ち去った。見ていて楽しかった。素晴らしい動画」「鹿がありがとうと挨拶しているようです。素晴らしいおじいちゃんと孫ね。」「すてきな青年とおじいちゃんね。お父さんは撮影してるのかしら。」などとたくさんのコメントが寄せられている。

小さな命を救うため、まったく躊躇なく二人で力を合わせた孫とおじいちゃん。理想的な関係ですね。背景の豊かな自然も素晴らしい。

参照元:Youtube

あなたにおすすめ

記者紹介記者一覧

ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

この人が書いた記事記事一覧