愛する夫のために愛人を募集
パートナーのことを愛しているのに肉体的、そして精神的にサポートができなくなったとき、どうしてあげるのが正解なのだろうか。
今回ご紹介するタイ人女性パティーマ・チャムナンさん(44)は慢性的なうつ病に苦しんでおり、夫のために何もしてあげられない自分に責任を感じていたという。そんななか、あるアイデアを思いついた。
それは、夫のために愛人を募集するというものだ。
Thai Woman Allegedly Hires ‘Presentable’ Mistress For Her Husband https://t.co/Q3DJia5dh6 #weirdnews #offbeat #controversial #mistresswanted #jobs pic.twitter.com/T4p0E3otpZ
— Spooky (@OddityCentral) August 12, 2022
妻が夫のために愛人を募集するなんて普通に考えればありえない話である。しかし、パティーマさんは何もできない自分に変わって夫を献身的にサポートしてくれる女性を探し出すことが自分にできる唯一の方法だと考えたのである。
勝手に愛人を募った妻の考えに夫は…
パティーマさんは、美しい外見で温和な性格をしておりコミュニケーション能力に長けた女性であること、また、夫を肉体的にも満足させてあげられること、そして、負担になってはいけないので子供はつくらないことなどを条件に挙げた。もちろん給与も支払われ、地域の最低賃金である月450ドル(約6万円)とともに夫婦の住む自宅に無料で住むことができ食事も提供されるという。そして、公認された愛人であるため、パティーマさんが嫉妬することは一切ないと保証している。
一部の人にとってはとんでもないアイデアのように聞こえるかもしれないが、夫もまたパティーマさんが愛人を公募したことを後で知って驚いたという。彼自身は愛人を欲しいなどと思ったことはないというが、パティーマさんがそう考えるのならその思いに反対はしないと話している。
『デイリー・スター』紙によると、最終的に愛人として選ばれたのはパティーマさんの友人の33歳の女性だったとのことだが、夫が期待していたような関係は得られなかったよう。責任感が強い人ほど自身の無力さを特に感じてしまうのかもしれないが、やはり長年連れ添った妻こそが夫にとって最大の理解者であり愛すべき存在なのかもしれないですね。