アメリカ・中西部カンザス州にあるセジウィック郡動物園。ここのチンパンジー”マハレ”が帝王切開出産の2日後に自身の赤ちゃん”クシェザ”と初めて対面する瞬間の映像が人気だ。この映像は今月18日に公開され、現時点ですでに20万回近くの再生数を記録している。感動の対面の瞬間、ご覧いただきたい。
チンパンジー”マハレ”は自然分娩の進行が止まった後、緊急の帝王切開で出産した。無事産まれた”クチェザ”ちゃん(スワヒリ語で「遊び」を意味する)は出生後にうまく呼吸ができなかったため、母親と離され動物園の医療チームとともに病院に滞在する必要があった。2日後、クチェザちゃんは無事退院し、動物園に戻り母チンパンジー”マハレ”との対面となった。
映像は、マハレが青い布にくるまれた我が子、クチェザちゃんと少し距離を取って座っているところから始まる。不審げに青い布をのぞき込むマハレ。しかし、青い布からクチェザちゃんの小さな手が伸びた瞬間、マハレは全てを理解した。素早く駆け寄り、我が子に手を差し伸べ、大きな胸に引き寄せ、そして抱きしめた。
映像のコメントには「どんな種であっても母は偉大だ」「とても心温まる瞬間だ。赤ちゃんが手を差し伸べた瞬間、お母さんは赤ちゃんを抱きしめた」「とても心温まる素晴らしいビデオ。5〜6回見てしまいました」「お母さんは、赤ちゃんが動くまで死んで横たわっていると思ったのかしら。良かった。とても幸せで甘い瞬間」等々、その愛情あふれる映像に絶賛の嵐だ。
コメントにある通りだが、母と子の愛情は種を問わず存在し、その献身的な愛情は多くの人の心を打つようだ。
当サイトedamame.では他にも、子供に駆け寄る母“ナマケモノ”の動きが意外に早くて感動的!!、や動物園に来た親子に寄り添い優しく見守るオランウータン等、母と子の愛情をテーマにした記事があるので是非ご覧頂きたい。