ランウェイで転倒したモデルが裸足で歩く
1月25日、フランスで開催されたパリファッションウィークのヴァレンティノ・オートクチュールショーで、スーパーモデル、クリステン・マクメナミー(58)がランウェイでみせた行動が話題となっている。
80年代から国際的なランウェイにはかかせない存在であるマクメナミーだが、そんな業界のアイコンともいえる彼女がショーの最中に転倒するハプニングが起きてしまったのだ。
動画からも高いヒールに悪戦苦闘している様子がわかるが、バランスを崩して転倒したマクメナミーはスタッフらから手を差し伸べられるものの、こんな行動にでたのである。
そう、脱ぎ捨てたヒールを両手に持ち、裸足で再びランウェイを歩き始めたのだ。
ヒールのデザインにブランド批判も
この瞬間の動画はTwitterで拡散され、1,000万回再生されるなど大きな反響を呼ぶこととなった。ネットユーザーからは「かっこいい」「明らかにヒールが足を傷つけていたのになぜ彼女のせいだというのか理解できない」と彼女の行動を支持する声が溢れる一方で、「ヴァレンティノの靴は二度と買いたくなくなった」などと、ブランド批判も見受けられたようだ。
実は、昨年10月にもヴァレンティノのランウェイを転びそうになりながらもなんとか歩き切ったモデルの動画が拡散された。また、ヒールを履いて小さな階段を下りなければならなかった多くのモデルが転倒したこともあったという。プロのモデルとして求められるパフォーマンスとはいえ、歩行が困難なほどのデザインには疑問の声が上がっているようだ。
当の本人であるマクメナミーさんはというと、昨年のジャンポール・ゴルチエのショーでも転倒し、当時はヒールを履き直してランウェイを歩いたのだが、今回は「私が転倒する前」というキャプションとともに当日のドレスのフィッティング模様をインスタグラムに投稿しており、さすがは大ベテランという貫禄を見せている。