浮気中に交通事故にあい重度の脳損傷を負った夫を献身的に看病し回復させるも、再び浮気された妻が語る事の顛末

カルチャー

とある女性がその結婚生活をTikTokで語り話題となっている。
女性の名前はケイト・シフェンテスさん。アメリカ・ノースカロライナ州出身、2人の子供の母親である。
その告白動画は110万回以上再生され、コメント及びシェア数は2千件近くにも上っている。

事故で意識を失った夫のスマホには・・

ケイトさんの夫は昨年1月、ひどい自動車事故にあって脳を損傷、意識を失い病院のベッドに横たわっていた。そしてケイトさんはその時、病院のベッド脇で泣きながら罪悪感にさいなまれていた。

・・・というのも運転中、ケイトさんからのテキストメッセージに応答しようとしたために夫は事故にあったのではないかと考えていたからだ。
そこでケイトさんは悪いと思いながらも、夫のスマホをチェックしてみた。

すると、まずスマホ画面には夫とは別の名前のSnapchatアカウントと、聞いたことのない女性との会話がすぐにポップアップ表示された。
さらにスマホ内部を探ると、多数のセクシーなテキストメッセージ出会い系アプリのプロフィール怪しげなSNSのダイレクトメッセージ等が発見された。その内容は、夫が他の多くの女性と浮気をしていたことを証明するものだったのである・・・。

@katesifu Replying to @checkitoutyomomma STORY TIME! Trying to sum up this 8 month hospital stay in 2 minutes was not easy 😮‍💨 #divorcetok #cheatertok #fyp #storytime #thetea #fml #trauma ♬ 【No drums】 Emotional space-like epic … – MoppySound

妻の献身的看護で回復したものの

幸いにも(?)夫は約30日後に意識を取り戻した。しかし、夫はほとんど話すことが出来ず、病院の鏡で自分自身を認識することも難しかったという。
その後、ケイトさんは治療に献身的に協力した。約8ヶ月もかけたリハビリに付き添い、歩き方、話し方、食事、スマホの使い方などを再学習させるのに尽力したそうだ。
ある程度回復の兆しが見えてきた時、夫の不貞について問いただしたところ、彼はしぶしぶ事情を認めたという。

「夫は申し訳ないと言って、夫婦関係を取り戻すためにありとあらゆる事を言ったわ。」

と彼女は語る。
その後、夫は病院から転院し長期ケアのための集中治療リハビリテーションセンターに移された。そこにいる間、ケイトさんと夫は夫婦関係を取り戻すため結婚カウンセリングを受け始めたそうである。

しかし、間もなく再び夫が妻をだましていることが判明した。ケイトさんは再び夫のスマホをチェックしてしまったのである。そこで、夫が事故前と同様の行動をとっていることを知る。

「彼は以前と同じように、登録されているすべての女性とスマホでやり取りしていました。」

と彼女は語る。

「私は、“再び他の女性と話し始めるために彼にスマホの使い方を教えた人”になっちゃった訳よ!」

その時点で、ケイトさんは『もう終わりだ』と思ったそうだ。

現在のところ、彼女は離婚を申請する予定だそうだ。彼女はその後、再婚しないことを誓ったフォローアップ動画を投稿している。

・・・なんとも悲しい話であるが、TikiTokのコメント欄には慰めの声と共に、同様の体験をしたことを投稿している人がいる。
「彼はあなたにふさわしくない夫だったのよ」「彼らは変わらないのよ。癒されて、前に進んで!」「うーん、私たちの元夫婦の話とそっくりよ。彼の事故の後に浮気を知って。でも私は2年間も我慢した」「私もほとんど同じ体験をしています。私の前の夫は脳卒中を起こし、手術中に彼が浮気をしていることも知りました。でも6ヶ月一緒にいました」「この夫は何も後悔していないと思うわ。こういう男は決して変わらないでしょう!」等々。

ケイトさんは動画で見るに、とても素直そうで明るく優しげな女性。きっと事故後の後遺症に苦しむ夫に寄り添う慈悲の心が大きかったのだろう。
残念なことに、夫にはその心が一片も理解できなかったのだろうか。・・・でもこういう男性って確かに存在するような気がする。

その優しさが仇になったと言える今回の件だが、最終的なケイトさんの判断は正しいだろう。心優しいケイトさんの未来に、幸多からん事を祈りたい。

参照元:New York Posttiktok

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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