ハゲ集合！青森県鶴田町の『ツル多はげます会』がシュールすぎて話題に

2月22日、青森県鶴田町にハゲ頭が集合し、宴ならぬ有多毛（うたげ）が開催された。その名も『ツル多はげます会』

ツル多はげます会の目標は『青森県を世界のはげの聖地にすること』。町おこしには大きな目標が必要ですものね。

毎年創設日である2月22日（ツルツルの日）と中秋の名月の日（満月＝ハゲ）の年二回行われる有多毛（うたげ）では『ハゲ』であることを大活用したゲームが行われるのだが、これがまたシュールで面白い。

最初に行われるのは『平和の光当てゲーム』。ただでさえシュールな映像だが、個人的には司会者の言葉にもしっかり聞き耳を立てて欲しい。

小さな穴から出てくるハゲ頭がだれの頭か当てるゲームというだけでも面白いのに、司会者の「こんな具合のハゲ具合でございます」から始まり、〆は「ハゲを見極める力が付いたようでございます」の一言がシュールさをより加速させる。

平和の光当てゲームの次は『吸盤綱引き』

ハゲ頭に吸盤を付け引っ張り合うだけの簡単なゲームかと思いきや、準優勝した男性が「痛い、明日皮膚科にいこうと思う」と言ってしまうほど、身を削った戦いのようだ。

実は24年もの歴史があるツル多はげます会。随時会員募集中！

ネガティブにとらえられがちなハゲ頭を恥じることなくポジティブに笑い飛ばすこの会は、創設から24年を迎える。創設者の男性が「どうせならもっとハゲ頭を集めて暗い世の中を明るく照らそうじゃないか」と仲間を集め出したのがきっかけで始まった。

ちなみに青森県鶴田町の住民以外でも会員になれるそう。北海道や富山から参加しているメンバーもいるし、ツル多はげます会の見学は誰でも自由にできるそうなので興味がある人は参加してみてはいかがだろうか。

ツル多はげます会ではただ年に2回イベントを開催するだけではなく、交通安全週間には街中で交通安全を呼びかけるなどの地域貢献活動にも積極的に協力している。普通に交通安全を呼びかけても面白くないので、頭に吸盤付きの旗をつけてPRしているようだ。

こんなに明るいおハゲさんに守られている青森県鶴田町はきっとこれからも安泰であろう。

参照：facebook、メデタイ・ツルタ