英国のガソリンスタンド。素っ裸で給油する男の車のナンバーには『ハダカ(NA 02 KED)』の文字が!!

カルチャー

“安心できない男”にガソリンスタンドで遭遇!

最近、英オーディション番組での『とにかく明るい安村』氏の芸が世界で話題となっているのは皆さんご承知のとおりかと思われるが、このほど同じ英国で“全く安心できない男”がガソリンスタンドで目撃され、違う意味で話題となっている。

イングランド・西北部ランカシャー州の町バカップ。この町のガソリンスタンドでこんな男性の姿が目撃された。


そう、中年の男性が真っ裸でガソリンスタンドで給油をしているのである。

この光景を目撃したのはクイン・ケリー氏26歳。彼は帰宅途中、ガソリンスタンドで堂々と給油する“裸の男”を発見し我が目を疑ったという。

ケリー氏は地元紙の取材にこう答えている。

“私はガソリンスタンドでお金を払ったのち、目の端に彼の姿を認識した。男は柱の後ろにいた”

“あの男は裸だ”

彼は全裸で車にガソリンを入れていたんだ。すごく手馴れた感じで気軽に、裸で・・・

そして彼の車のナンバープレートにはこう書かれてもいた。 『ハダカ(NA 02 KED)』と。

男の正体は名うてのナチュリスト

ケリー氏はその男の動画を撮影し、自身のFacebookに投稿した。それでも男の正体が気になったケリー氏は、翌日も再びガソリンスタンドを訪ねたという。

“翌日また行って、レジ係に彼を見たかどうか尋ねた。そしたら、彼女も裸の男が給油する様子を見てた、と言ったので二人で爆笑したのさ”

とケリー氏は回想する。

数日の後、この男性はスチュアート・ギルモア氏44歳であることが判明した。彼は約8年前からナチュリズムを実践していて地域では名が通っている男であった。

ギルモア氏はFacebookのケリー氏の投稿を認識しており、投稿に対して、

“私はナチュリストであることを誇りに思い、ボディポジティブ、ナチュリズムによるメンタルヘルス、チャリティーのための募金活動を推進しています”

とコメントしたという。地元紙の取材に対して、

“裸でいることは精神衛生上も良いし、天気が良ければ自然とそうなる”

とギルモア氏は語る。毎日全裸になることで、精神的に楽になり自信を持つことも出来るようになったという。

マンチェスター出身のギルモア氏は、街ですれ違った人がクスクス笑ったり、写真を求められたりすることはあっても、ネガティブな注目を浴びることは滅多にないという。

“私がしていることは、他の人と同じように自分の車に燃料を入れただけです。私が裸で公共の場にいることは、合法的に許可されています” と彼は堂々と持論を表明する。

さらに、裸だと服を洗濯をする必要がほとんどないため昨今高騰中の電気代がかなり節約できるなどのメリットもあると語る。彼はTwitterとFacebookの両方のアカウントで自分の信念を表明し、ボディポジティブに関するメッセージを世界に発信している。

“私にとっては、裸でいることがが普通のことであり、このライフスタイルを望む人がもっとたくさんいることを人々に知ってもらいたいと思っています “

とギルモア氏はインタビューを締めくくった。世界には色んな人がいるものだ。しかし、彼の車に一緒に乗ることは遠慮したいところである。

参照元:New York Post、参照元:lancs.livetwitter

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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