リングガールのお尻を蹴ったファイター
4月19日夜、モスクワで開催されたMMAの大会において、試合前に起きたある出来事が物議を醸し騒動を引き起こしたという。
イラン人ファイターのアリ・ヘイバティが、オープニングラウンドの開始を告げるカードを掲げたリングガールのお尻を蹴ったのである。
突然の出来事に驚いたリングガールはヘイバティを睨み付けるも制止され、そのまま試合は始まったが、ヘイバティは1ラウンドでテクニカルノックアウトとなり敗戦した。だが、ヘイバティはその後も苛立ちを隠せず、暴力を振るったり暴言を吐いたりと悪態をついたため、観客らから頭部を殴られるなど乱闘騒ぎが勃発する事態となったのである。
後日、ヘイバティはソーシャルメディアで「私は彼女に対して正しい振る舞いができませんでした。私はただ、試合に出て戦いたかっただけです。」と述べ、マリアさんというリングガールに向けて謝罪を表明した。しかし、このショッキングな事件はMMA界で広く非難を浴び、その結果、ヘイバティはハード・ファイティング・チャンピオンシップ(HFC)から永久追放処分を言い渡されてしまったのである。自身の行動が招いた結果であり、自業自得としか言いようがないが、その代償はあまりにも大きかったようだ。
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