ミスコンの結果に父親が激怒
先月28日、ブラジルのアルタミラで開催されたミスコン”II Baile da Escolha da Rainha”の会場で、娘が4位だったことに腹を立てた父親が審査員に発砲するという事件が起きた。
事件が起きたのは、コンテストが終了して数時間後のことだった。その父親は、娘が4位に入賞したことに不満を漏らし、審査員の判断や評価基準に疑問を呈し始めたのだ。会場には民間の警備員や憲兵隊が配置されていたが、父親はそんなことはお構いなしに銃を取り出して審査員のひとりに発砲しようとしたが、その後、警官に射殺されたという。
会場で父親は射殺されるという悲劇
目撃者の証言によると、父親は自分の娘がコンテストで4位に終わったことを屈辱と考えていたそうだ。審査員の説明に納得いかず、自らの手で審査員を傷つけようとしたが、警官に撃たれた。その後、病院に運ばれたものの、死亡が確認されたということだ。
悲劇的な出来事が起こった会場は満員だったと伝えられており、警官たちはその場にいた人々を守るために、怒った父親に向かって発砲するしかなかったのだろう。他にも負傷者がおり病院へ搬送されたというが、現在この事件は調査中であり詳細は明らかになっていない。
今回の出来事は、父親の歪んだ愛情が引き起こしてしまったことなのかもしれない。親であれば誰しも子供が可愛いのは当然のことだが、自分が出場したミスコンでこのような悲劇を招いてしまい、誰よりも傷ついてしまったのは他の誰でもない、愛する娘であることに違いないだろう。