条件付きボーナス掴み取りが話題に
旧正月の春節を前に、中国に拠点を置くある企業が従業員にボーナスを支給したというのだが、その方法が注目を集めている。
先月25日、河南省マインクレーン株式会社では長さ70メートルのテーブルの上に6,000万元(約12億6,300万円)が現金で積まれていた。1チームは30人の従業員によって構成され、各チームはメンバーが集めたお金を素早く正確に数えられる従業員を二人選ばなければならない。
そして、15分以内に掴んだ分だけがボーナスとして支給されることとなるという。しかし、正確に数えられた分だけが支給されるというのがポイントだ。
ただやみくもに掴んで破格のボーナスが手に入るわけではない。数え間違えると減額となってしまうため、現金を掴みながらも慎重に数えていかなければならないのだ。
今年、同社は12万8,000台以上のクレーンを販売し、2億6,000万元(約54億7,000万円)の純利益を上げた。そのため、今回実地した年末ボーナスの掴み取りで、従業員らに1億元(約21億円)を還元することにしたようだ。ちなみに、この日幸運な従業員はボーナスとして10万元(約210万円)を手にしたという。
なんとも太っ腹な企業だが、このボーナスのおかげで従業員らは楽しい旧正月を過ごすことができたことだろう。
この記事を友達にシェアしよう! /
あなたにおすすめ