実はこの車、幅50センチなんです
このほど、イタリアの整備士でYouTuberでもあるアンドレア・マラッツィ氏が、1993年型の中古車フィアット・パンダを”世界一細い運転可能な自動車”に改造したことで国際的なニュースとなった。
今や、AIや3Dプリンターを活用して創り上げることもできる時代だが、マラッツィ氏はベースとなった1993年型フィアット・パンダの”99パーセントのオリジナルパーツ”を使用し、『フラット・フィアット(平らなフィアット)』を12ヶ月かけて手作業で製作したという。
一体どんな車となったのか、早速動画でご覧いただこう。
This is the world’s narrowest Fiat Panda by Italian craftsman Andrea Marazzi, a drivable electric single-seater just 50 cm wide—built in 12 months from a 1993 model using 99% original parts.
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It may only hit 15 km/h, but it’s a functional design piece born from passion and ingenuity.
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For museum-goers and lovers of odd and rare vehicles, check out the Louwman Museum in The Hague or Autoworld Brussels—they offer incredible collections of unique automotive history..
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Museums Newsさんの投稿 2025年6月28日土曜日
横からみると一見普通の車のようにもみえるが、角度を変えるととてつもなく細い車だというのがわかる。その幅はなんと50センチしかなく、ドライバー1人分のスペースしかないのである。そして、そのわずかなスペースにヘッドライトが一つ取り付けられているのだ。
高さ145センチ、全長340センチ、全幅50センチ、重量わずか264キロのフル電動フラット・フィアット。その控えめなフレームのため、最高時速はわずか15キロ、1回の充電で25キロの走行が可能だという。マラッツィ氏は廃品ビジネスを促進するためのクレイジーなプロジェクトであることを語ったうえで、こう話している。
すべてはここ、私たちの廃品置き場から始まりました。想像力、忍耐、そして何日にもわたる作業。切断、溶接、失敗、そして笑いの1年。世界一狭いパンダという、誰もやったことのないことを追求した1年でした。
彼の画期的な改造車は話題をよび、現在、世界一細い車としてギネス世界記録認定へ向けた公式申請をおこなっているということだ。