顔が赤く腫れ上がった原因は!?
中国東北部に住む中国人女性が、長期間にわたり適切にメイクを落とさなかったため、副反応やアレルギー反応によって顔がひどく炎症を起こし、酷い姿になってしまったことを明かしている。
6月上旬、ソーシャルメディアに3万人近いフォロワーを抱える37歳の女性は、赤く腫れ上がった自らの顔を映し出し、発疹に覆われたその状態を「ホルモン顔」と表現した。
She has been wearing make-up since the age of 15 and never removed it for more than 20 years.
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彼女は15歳からメイクをはじめたが、メイク落としなどは使わずに水だけで顔を洗っていたという。もちろん、水だけではメイクをきっちり落とすことは不可能である。しかし、この女性は22年もの間、メイクを適切に落とさなかったというのだ。
あらゆるものを試して肌トラブルは悪化
彼女の肌トラブルは、ニキビに悩んでいた14歳の頃にニキビ用クリームを使い始めたことから始まった。決して裕福ではない家庭環境だったため、安価なリキッドファンデーションを使用せざるを得ず、症状は悪化したと主張する。また、美容やヘアドレッサーの勉強をしていた際には多種の化学物質にさらされ、さらには長時間メイクをしていたために、その肌トラブルはますます悪化することとなった。
2011年に美容注射を受けると、さらに状態は悪くなってしまった。女性はこう話す。
25歳までは肌トラブルを深刻なものとは考えず多少の赤みや痒みなら塗り薬で解決できると思っていました。私はせっかちでネガティブな結果は受け入れずポジティブな結果だけ受け入れるので、肌を完全に治すことにコミットしませんでした。ある製品を2日間試しては、誰かが効果があったという別の製品に切り替え、あらゆる方法を試すというその方法は私の肌を悪化させるだけでした。今現在も酒さや皮膚炎に悩まされ、ひどいときは何千匹ものアリが顔を這っているような感じです。
そして、最後に肌トラブルに悩む人たちに向けて警告を述べている。
焦りは状況を悪化させるだけです。誰かの言う事を真に受けてやみくもにあらゆる美容製品に手を出さないこと。特に即効性のあるものには要注意です。それはおそらく症状を抑えているだけで、肌を癒やしているわけではありません。どんなに大変なプロセスだとしても、体が自然にデトックスするのを待つべきです。
彼女のストーリーは信憑性に欠けているためか「メイク落としを使わなかった理由は?」「美容注射が原因ではないか」などと疑問の声も上がっているようだ。ただ、物や情報に溢れた現代において、他者の声だけを信用して、やみくもに美容製品を試すべきではないということは一理あるだろう。