車両盗難事件が発生するも不審な点が…
多くの男性が妻や恋人にショッピングに連れ回されるのをどれほど嫌っているのか、世間は過小評価しているのかもしれない。それを避けるためなら何でもする、そんな男性がロシアにはいたようだ。
事件が発生したのは今年4月のこと。ある女性から警察に、自宅近くの駐車場から夫のトヨタ・カローラが盗まれたと緊急通報があった。その後、女性は再度警察に電話をかけ直し、夫の車をクラスノヤルスクのオトディカ島で見つけたと報告したが、現場に駆けつけた警察が捜査をすすめるなかで不審な点がみつかったという。
https://t.co/baG63yynpR A Guy Staged a Carjacking to Avoid Going Shopping with His Wife. pic.twitter.com/rwkL4ai3JU
— Rod Ryan Show (@rodryanshow) November 14, 2025
警察は何者かが強引に車両に侵入した痕跡と損傷したイグニッションスイッチを発見したが、夫への聞き込みを進めるうちに彼の話に矛盾点がいくつもみつかった。そして、最終的に、夫は妻との買い物から逃れる口実として、自らが車両を損傷させて盗難事件をでっち上げたという結論に至ったのである。
妻と買い物に行きたくない夫の自作自演だった
この事件は、発生から半年後の今年10月、地方警察が報道機関に公表したことでメディアに取り上げられることとなったが、夫はこの行為で収監される危機に直面しているという。
夫に前科はないものの、ロシア刑法第306条(「虚偽の告訴」)に基づき刑事事件が立件され、最大2年の懲役刑に処される可能性があり、それと同時に出国禁止処分が科せられることになる。こんな大掛かりな自作自演をするよりもまず、「今日は疲れているから買い物には行きたくないんだ」この一言が言える関係性を築く努力をしてみてもよかったのかもしれない。
参照元:X、Oddity Central








