【ミスった!】縫製を間違えて泣き顔になった馬のぬいぐるみがネットでバズリ注文殺到!

カルチャー

縫製ミスのぬいぐるみがネットでバズる

中国東部の工場で起きた縫製のミスにより、悲しそうな顔になってしまった馬のぬいぐるみ。通常なら業者側が謝罪して交換するというプロセスになるはずだが、いわば失敗作のこのぬいぐるみを手にした人がネットに投稿したことで思わぬ事態が起こることとなった。

浙江省義烏市で製造されたのは、干支にちなんだ馬のぬいぐるみである。明るい新年にふさわしく、にっこりと口角の上がった馬のぬいぐるみのはずだったのに、実際に届いたのはヘの字口になった悲し気な表情をしたものだった。

そして、このぬいぐるみを受け取ったネットユーザーが面白がってSNSに投稿したところ、その不完全さが受け入れられ国民らに支持されることとなったのだ。

泣き顔の馬に共感や癒やしを感じる人続出

午年の象徴となる高さ20センチのこのぬいぐるみは25元(約570円)で販売され、幸運を祈り赤色に染められている。そして、体には「金運がすぐに来る」というメッセージが刺繍されている。

中国本土メディア「人民日報」によると、縫製ミスにより口と鼻孔のパーツが逆さまに取り付けられてしまい、当初は欠陥品と見なされていた。しかし、多くのネットユーザーはこの表情に共感や癒やしを感じたようで、その後、この”泣き馬”の注文が殺到する事態となったのである。

自らを「牛馬」(中国の過労労働者を婉曲に指す言葉)と呼ぶ多くの若者は、この悲しそうな馬のぬいぐるみを前に「この小さな馬はとても悲しそうで哀れで、まさに私の職場での気持ちそのものです」「午年にこの泣き馬を手に入れ、職場での不満をすべて置き去りにし、幸せだけを残したい」などと語り、縫製ミスで偶然誕生したこのぬいぐるみをサラリーマンの象徴とみなしたようだ。

工場オーナーはメディアに対し、昨年10月の発売後は1日あたりの販売数はわずか400個だったと話す。だが、”泣き馬”が爆発的な成功を受けたことで現在は毎日数万件の注文を受けているという。工場は対応に追われ、急遽生産ラインを増設したほどである。

縫製ミスをしてしまった作業員は特定されていないものの、オーナーは生産チーム全員に報奨金を支給する方針だという。同社は”泣き馬”の意匠登録を申請するとともに、キーホルダーやネックピローなど関連商品の展開を進めているそうだ。また、ネットでバズったことで、国内のみならず南アフリカや中東、東南アジアなどからの注文も急増しているという。

2月17日は中国暦における午年の始まりである。中国の伝統では、馬は活力、進歩、そして不屈の精神を象徴する。”泣き馬”の注文依頼はしばらくのあいだ続く見込みとなりそうだ。

参照元:FacebookSouth China Morning Post

あなたにおすすめ

記者紹介記者一覧

sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

この人が書いた記事記事一覧