美ラクダコンテストで整形手術が多数発覚
オマーンなどのアラブ諸国では、ラクダの美しさを競うコンテストが一大イベントとなっている。遠方から集まった所有者たちが自慢のラクダを連れてきて「最も美しいラクダ」の称号を競うが、近年では様々な美容整形をめぐるスキャンダルが相次いでいるという。
先月、オマーンのアル・ムサーナで開催された2026年美ラクダコンテストでは、獣医師による審査で20頭のラクダが失格となる騒動が発生した。ボトックス注射、唇のフィラー注入、シリコンによる整形、人工的なこぶの膨張など、禁止されている施術が検査で発覚したからだ。
😱 In Oman, 20 camels were disqualified from a beauty contest due to Botox and silicone — Daily Mail
At a prestigious sports competition in Oman, camel breeders resorted to "cosmetic doping" to increase their chances of winning.
The camels were injected with Botox in their… pic.twitter.com/peEqVli4Y7
— NEXTA (@nexta_tv) March 3, 2026
美ラクダコンテストはアラブの伝統において重要な位置づけとなっている。何世紀にもわたり、ラクダの所有者は光沢ある毛並み、長く均整の取れた首、ふっくらとした唇、長いまつ毛、引き締まったこぶといった特徴を、繁殖方法や手入れの仕方でよりよいラクダに仕上げようと努めてきた。しかし近年は、ラクダの美容整形が一般的になってきているのだ。
なぜ美容整形までさせて「最も美しいラクダ」の称号と手に入れようとするのか。それは、このコンテストの優勝者には多額の賞金が懸かっているからだ。所有者は販売権や繁殖権で巨額の富を得られるため、少しでも優勝できる可能性があるのならと禁止されている美容整形に手を出してしまうのだという。不正行為事態が倫理的に許されるものではないのは当然だが、それよりも獣医師は美容整形がラクダの健康にも深刻なリスクをもたらすと警告する。フィラーは慢性炎症を引き起こし、ホルモン注射はホルモンバランスの乱れや生殖能力の問題を招き、ボトックスは咀嚼や飲水に支障をきたす可能性があるといい、今後より厳しく取り締まる必要がありそうだ。
参照元:X、Oddity Central








