難病を抱える少年の夢を!
トミー・ダグラスくんは心臓病を抱えており、生まれた頃から病院で暮らしていた。そして9歳を迎えた2016年には、心臓移植手術を受けることが決まっていた。
そんなトミー君には、大好きなことが一つあった。それは、アメフトの試合を観戦することだ。
特に、トミーくんはロサンゼルス・トラフィックというチームの大ファンで、いつか、そのチームでプレーをするというのがトミーくんの夢だったようだ。しかし難病を抱えたトミーくんが、その夢を叶えることはほぼ不可能だ。誰もが、そう思っていただろう。
しかし、手術を翌週末に控えた2016年12月12日、奇跡は起こったのだ!なんと、トミーくんの夢を知った「難病の子供の夢を叶える財団(Granted Wish Foundation)」がロサンゼルス・トラフィックとプレーをする機会を与えてくれたのだ!
そのときの映像がこちらだ!
選手にボールを渡され、走り出すトミーくん!
相手チームを置き去りに!もう少しでタッチダウンだ!
と誰もが思ったその時・・・。
え、えぇぇーー!タックルしちゃうのーー!
他の選手も、Why!?と呆然だ。
タックルを決めた25番の選手は大喜び!それに対し、トミーくんはピクリとも動かない。
し、死んでる!?
うそだろ?感動話でこの記事を終わらせるつもりだったのに…。
うそだろ、トミーくん?
うそだといってくれぇぇーーーーーー!
・・・・・
はい、嘘です。
大丈夫、トミーくんは死んでいない。ロサンゼルス・トラフィックというチームも、そもそも存在すらしない。
というのも、この動画、「ライフ・アコーディング・トゥ・ジミー」というYoutubeアカウントが製作したコメディ動画であり、完全なヤラセだからだ!(ちなみに25番の選手がジミー)
その証拠に、アナウンサーは動画の冒頭でトミーくんの心臓病について次のように実況している。
「トミーくんは、心臓の代わりにジャガイモを持って生まれたため・・・」
この動画はFacebookにも投稿され2000万回以上再生、そして32万件もシェアされるほどの大人気だ。
ただヤラセと分かっていても、予想以上に衝撃的な結末に大爆笑。さらに何度見ても「いつ来る?いつ来る?」とわくわくして大爆笑してしまう。
中毒性の高い動画だ!
それでは最後にもう一度。
ドーン。
今気づいたが、少年が落としたボールに、奥の選手がすかさず飛びついていて地味に面白い。
参照元:YouTube