ドアに首を挟まれた…
まずはこちらの動画をご覧いただきたい。
That will absolutely ruin your day #subwaycreatures
SubwayCreaturesさんの投稿 2017年4月5日
この映像は、ニューヨーク市営地下鉄のある駅構内で撮影されたものである。ある一人の女性が地下鉄のドアに挟まれ身動きが取れなくなっている。
なぜ上手いこと首だけドアに挟まってしまったのかは気になるところではあるが、今回注目してほしいのは女性の前を通り過ぎる人たちだ。
気に留める様子もなく通り過ぎる女性、、、
この男性もガン無視、、、
顔は切れて見えないが、助けようとする様子もない、、、
きわめつけはこの人。駅員でさえ声をかけるそぶりも見せず完全スルー、、、
関係者は「動画が撮影された時には、駅員が挟まれた女性に『もうすぐ助けが来る。』とすでに伝えていた。」と語っているが、誰かがその場で付き添ってあげるのが筋だと思うのは筆者だけだろうか?
ネットでは非難の嵐
当然ネットでは、通行人たち特に駅員に対しては批判の嵐だ。(英訳は本文下。)
「オーマイガー!駅員がなにもなかったように通り過ぎていきやがった!意味わかんねーよ!」
「駅員はクビにするべきだわ!それに、撮影してた人が助けるか、助けを呼ぶべきだわ!」
「通行人全員、特に駅員が助けようとさえしなかったことが信じられないわ、、、悲しいわ。彼女が無事で嬉しいわ。」
女性の安否は?
最終的に、あの駅員がカギでドアを開け、挟まれていた女性は無事解放されたと関係者は発表している。
今回の事件では、主に駅員だけが非難を浴びている。その前にスルーして行った一般の通行人を批判している人は少ない。
確かに自分自身が通行人であれば、同じように何もせず完全スルーをかましていただろう、、、さらに、「一般人が勝手に余計なことをしたら、さらにひどい状況になる…」そう言い訳を心の中でした人もいるだろう。
しかし、実際に助けようとしなくても、近くにいて話しかけてあげるだけで挟まれた女性の心の助けになったはずだ。
「困っている人を見たら、助ける。」そんな当たり前なことを私たちは考え直していく必要があるのではないだろうか、、、
今回の事件は、ギリギリで降りようとした女性の自業自得のような気もしないでもないが。