「どんな姿でも美しい」脱毛症の少女のヘアアレンジの楽しみ方がユニークと話題に!

カルチャー

脱毛症でもヘアアレンジは楽しめる!

アメリカ・ユタ州に住むジアネッサ・ライドちゃん(7)はさまざまな理由で髪が抜け落ちてしまう脱毛症患者の一人である。

今、Instagramに投稿された彼女のヘアアレンジの楽しみ方がとてもユニークだ!と話題になっている。下がジアネッサちゃんの母親による投稿である。

今日はクレイジー「ヘッド」デーよ!彼女は本当に素晴らしいわ!

脱毛症のため丸坊主にした頭に、これでもか!というほどの色鮮やかなステッカーが貼り付けられている。フクロウや大小さまざまな花などを形作っていて美しいではないか!

しかもこれ、発案者は彼女の母親のようだがデザインは完全にジアネッサちゃん本人によるものというのだから驚きである。色鮮やかで美しいため、クラスメイトにもとても評判だったそうだ。

アメリカのヘアアレンジイベント、「クレイジーヘアデー」

実はこちらのヘアアレンジは、毎年欧米で行われている「クレイジーヘアデー」という、その名の通り奇抜な髪型で学校に登校するというイベントのためにされたものである。

この日は皆、髪を派手な色に染めたり、ジェルで固めまくったり、頭に飾り物を載せたりと、誰しもが思い思いの髪型をして楽しむのだ。

このヘアアレンジイベントの名称をもじって上記の投稿文の中では、クレイジー「ヘッド」デーと呼んでいるのである。

普通なら、脱毛症のジアネッサちゃんにとってはあまり楽しめないであろうこのイベントを、見事なアイデアによって完全に自分のものにしている。アイデアを出した彼女の母親は本当に娘思いのいいお母さんなんだなあ、と筆者は思った。

ジアネッサちゃんの脱毛症について

ジアネッサちゃんの脱毛症は今年2017年の1月1日ぐらいに発覚し、病院にいくと「彼女が取ることができる治療法や投薬はない」と診断されたそうだ。この知らせを聞いて、本人はもちろん両親も非常に悲しかったことだろう。

そこで彼女は思い切って丸坊主にした。とてもいい笑顔である。

これを機に、彼女の母親はジアネッサちゃんに坊主頭を活かしたファッションをさせ始める。これが発展したものの一つが最初にあげた「クレイジーヘアデー」での様子であろう。

クレイジーヘアデーでの様子をはじめ、素敵な笑顔をたくさん見せてくれるジアネッサちゃん。「どんな姿でも彼女は美しい」と彼女の母親は語る。確かにどんな境遇であれ、全ての物事はその人の捉えかたによって変わる。とても大事なことをジアネッサちゃんとその家族は教えてくれたのではないだろうか。

紹介した写真の他にも、ジアネッサちゃんの素敵な笑顔はInstagramのページに行くと見ることができる。気になった方は是非ご覧になってほしい。

参照:Instagram

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やまちゃん

文字を書くのが好きな20代男子。お酒大好き。日本酒と焼酎は燃料。あとかわいい物を与えておけばたいてい喜びます。

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