まるで映画のワンシーン
今、ある車載カメラがとらえた映像が、まるで映画のワンシーンのようだと世間を騒がせている。
その映像がこちらだ。
ええぇー!!!
飛行機が火を噴きながら突っ込んできた!!!
あまりに突然過ぎて、状況についていけない!
その様子はさながら、ユニバーサルスタジオのアトラクション「ウォーターワールド」のワンシーンだ!
Join the adventure of WaterWorld! pic.twitter.com/aTH4IzoTJP
— Universal Studios (@UniStudios) 2016年8月12日
この動画が撮影されたのは2017年5月2日午後3時半ごろ、アメリカ、ワシントン州ムキルテオにある高速道路だ。地元警察によると、何台かの車がダメージを受けたものの、幸い、2名が軽傷を負っただけで、死者はおらず、墜落した飛行機のパイロットも同乗者も無事だったようだ。
Plane down no injuries pic.twitter.com/PEYzmooKLk
— Mukilteo Police Dept (@MukilteoPolice) 2017年5月2日
それでも、その現場にいたドライバーたちは、そのすさまじさを口々に述べている。
飛行機の翼が車にあたったというアマンダさんは、
「私たちは、はっきりと火の玉が車の上を通っていくのを感じたわ。ただ、私がまだ生きてここにいることに感謝しているわ。」
飛行機がちょうど車の上を通って行ったというカルさんは、
「あれが私たちの命の終りだと思ったよ。」
と、それぞれ死を覚悟するほどの状況だったようだ、、
「素晴らしい判断だった。」
地元警察によると、飛行機は離陸後、上空152mでパワーを失った。そして、パイロットが交通のない道路を探し、不時着を試みたのだが、不幸にも電線に引っかかってしまい、信号機にぶつかり、燃料が漏れ、ご覧のような空中爆発にいたったという。
しかし、そんな状況でも、とっさの判断で人のいない場所へ機体をそらそうとしたパイロットには、「素晴らしい判断だった。」と地元民や現場にいたドライバーは賛辞を送っている。
その結果、飛行機は、交差点から約90m離れた人のいない場所に不時着し、死者ゼロ、軽傷者わずか2名という奇跡が起こったのだ!
Eastbound traffic blocked from Cyrus Way pic.twitter.com/2ZkVRN2h0l
— Mukilteo Police Dept (@MukilteoPolice) 2017年5月2日
この事故が原因で、帰宅ラッシュ時に道路が封鎖されたり、約9000件の家が停電に見舞われるなど、多くの影響が出た。しかし、公共機関の迅速な対応により、約一時間後、電力はすぐに復旧され、通行も通常通り再開されたようだ、、